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2023年度関東大学2部春季リーグ戦を終えて

2勝9敗の10位で終了
今回も無事に笑って終える事が出来て良かった
結果としては残念であるが、それが実力
しっかり受け止めて、また秋に向けて進めていこうと思う

さて、今回も同様に備忘録含め、色々纏めていく
①戦績
②数字
③北沢目線での振り返り
④今後の方向性

①戦績


※()内は23春の最終成績
1日目:4月8日 vs.中央学院大学●0-3(6位)
2日目:4月9日 vs.大東文化大学●0-3(2位)
3日目:4月15日 vs.国士舘大学●1-3(1位)
4日目:4月16日 vs.青山学院大学●1-3(7位)
5日目:4月22日 vs.国際武道大学●2-3(5位)
6日目:4月23日 vs.亜細亜大学●0-3(3位)
7日目:5月6日 vs.立正大学●2-3(8位)
8日目:5月7日 vs.山梨大学○3-0(12位)
9日目:5月13日 vs.山梨学院大学●2-3(9位)
10日目:5月14日 vs.法政大学●0-3(4位)
11日目:5月21日 vs.立教大学〇3-1(11位)

成績
23春リーグ:通算2勝9敗(set:13勝28敗=勝率32%)
22秋リーグ:通算3勝8敗(set:17勝24敗=勝率41%)
22春リーグ:通算3勝8敗(set:13勝29敗=勝率31%)

昨年秋リーグと比較すると、勝率9%ダウン
2部全体としては昨年よりもさらにドングリ状態になったため、成績を伸ばせるチャンスはあったが、結果としてそれが出来なかった
それは間違いなく明学大の実力不足であり、残念な結果である
しかし前向きに捉えると、今後の伸びしろは大きい

②数字

次に、数字から振り返る
※見方 評価:23春リーグ%(22秋リーグ差%)
△:サイドアウト率64%(-1%)うち、勝72%(+1%)、敗60%(-1%)
〇:ブレイク率32%(+1%)うち、勝42%(+3%)、敗26%(+1%)
〇:サーブ効果率5.4%(+0.6%)
〇:サーブレシーブ成功率63%(+2%)
✖:スパイク決定率41%(-3%)
✖:スパイクミス率15%(+2%)

〇:ブロック効果率19%(+1%)

数字だけ見ると、
スパイク関連が悪化、他は少し好転というイメージ

スパイク関連の悪化はチーム事情によるものなので仕方ない
そして、それは秋に改善の予兆がみられるので、期待出来るポイントである
フォーカスすべきは、スパイク関連が悪化した割には「サイドアウト/ブレイク率」が悪化していない
これは明学大が目指すべきバレーが少しずつ体現出来てきている事が数字にも表れていると考える

③北沢目線での振り返り

昨年、関東2部を2回経験し、成績をあげてきた
今年はもっと上を目指せる
普通に考えれば関係者誰もがそう思うだろう
しかし、現実は甘くなかった
前半戦は試合に全然勝てない、全く勝てる気がしない
という感覚がほとんど

昨年秋リーグの振り返りで掲げた事(スキル習得、サイドアウト率向上)が全く出来ない
これは紛れもなく、指導者(僕)の失敗である

バレーボールは本当に難しい
突き詰めれるほどに奥が深い
僕が見えている部分なんて、まだまだ浅いのだろう
仮に見えていても、それを言語化し、学生にアウトプットする
その術がなければ、指導している自分に酔っているだけ
ただの自己満足で時間の無駄となる、もっと学ばねば

そして、今回が結果につながらなかった事が僕にとっては「大きな学び」
自分で言うのはアホなのだが、敢えて言う
僕は明学大に携わらせていただいてから、自分の指導が間違っていると感じた事は1度もない
それは僕が努力し続けられる限り、これからも感じる事はないだろう

しかし、結果を出せなかった今季は失敗
2部残留に何とか首の皮1枚つながり、そして学んだ

今年においては春は経験、秋で勝負
そういう年なのだろう、と判断した

④今後の方向性


秋リーグに向けてすべき事
それはひとりひとり、学年によっても方向性は異なるが、全体としての方向性は「リアルさの追求」である
リアルではない練習は何の意味もない、時間と労力のムダ
いかに試合の1本を追求出来るか、それは理屈であり、理屈ではない
何言っているか分からんと思うが、それを学生たちは理解し体現する
それが出来ないと、もう明学大に未来はない
今回はたまたま首の皮1枚つながっただけ、次はない
勝負事は常に残酷、神様は何度もチャンスをくれない

危機感だらけであるが、伸びしろしかない
継続的に細かい各スキルやゲームの組立ての話は変わらず継続
そのうえで先述した「リアルさの追求」を進める
いや、むしろ土台を「リアルさの追求」
そのうえで各スキルやゲームの組立ての話の順番の方が良いか

そんな感じで進めたい

最後に


毎年思うが、僕は明学大バレー部が大好きだ
各学年で色があり、各選手に意志がある
そして選手だけでなく、マネージャー達も忘れてはいけない
運営・会計・データ・など、チームへの貢献度は極めて高く、そのレベルが年々上がっている事を実感している
本当にスゴいと驚かされる事も多々ある
選手たちはそれを理解し、チームとしてまとまっている

そんな大好きなチームとどこまで駆け上がれるか?
僕がいつまで明学大バレー部に携われるかは分からない
しかし、今までの軌跡やこれからのストーリー、それらを考えるとワクワクするし楽しみでしかない

秋リーグも色々あると思うが、僕は変わらず100%を出し切る
そして最後は笑って終えたい
毎回同じだが、そんな事を考えつつ今回はおしまい

以上

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