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息子、おめでとう。

娘に引き続き息子も12月が誕生日。
そして何とクリスマスイブ。
実は予定日もクリスマスイブだったんだけど、予定日がクリスマスイブだと人に言うと決まって
「クリスマスイブ!すごいですねー」
と言われるので、
「いや、ただの予定日なので」
なんて思っていたけど、予定日にきっちり生まれてくれた。律儀な男め。

どうせ私の子供だから地味だろうし、クリスマスイブに生まれたら
「あの人あんな地味なのにクリスマスイブに生まれたんだって。クスクス」
とクラスの女子から揶揄されそう。
‥なんて思っていた。
周りで二人目を出産した人は大概早めに産んでいたので自分もそうかと思っていた。
しかし全然生まれない。23日も生まれなかった時、「じゃ、26日以降でお願い」と祈った。
「万が一クリスマスに生まれたら三太って名前を付けるぞ。それか聖夜。分かったか。」
とお腹の息子を脅した。
しかし24日の明け方陣痛で目を覚ました。
二人目だからすぐに生まれるかもしれないから早めに連絡してくださいと言われていたので、ちょっとお腹が痛い程度で電話し、朝の6時ごろ父の車で病院へ。(息子は里帰り出産)

そして、夫に
「今から病院へ行くから昼くらいに生まれるかもしれない」
とLINEしたら
「え?そんなにすぐ生まれるの?明日とかじゃないの?」
と返事がきて、
「??!??!?!!!?
経産婦ってすぐに生まれるのご存知ではないの‥!?!?」
と夫への教育を怠っていた事を反省した。
そして、病院に着いてもちょっとお腹が痛い程度だったので美味しい朝ご飯を食べ(美味しいと有名な病院だった)、友人や姉とLINEしながら過ごした。

美味しい朝食。全部食べた。

そしたら夫が昼前に到着し、まだまだ生まれないと思ったので
「食堂でお昼食べてきなよ~」
と言った10分後くらいに急にお腹が痛くなり、
夫に電話して戻ってきてもらい、その5分後くらいに生まれた。
これまたスーパー安産。
(ちなみに、私は骨盤が理想的な大きさらしいです)
息子を身体の上に乗せてもらったけど、ズシッときてでかい子であることがすぐに分かった。
3800gのビッグベイビー。
産まれてすぐは青黒く、大きいので、私の第一声は
「大仏みたいだね」
だった。←ひどい

大仏の頃の息子

息子が大きすぎて出産の1週間前から恥骨が痛み、出産後もしばらく痛い。歩くだけで痛む。
折角個室にしたのに部屋から授乳室が遠くて授乳の時間がとてもつらかった。
痛いし個室で孤独だし、入院した初日の夜はオイオイ泣いた。
(結局また泣く)
余談ですが、クリスマスイブの出産だったため、来ていた娘にもたくさんお菓子をもらったんだけど、その中にキャラメルが入っていた。まだ2歳だったので私が代わりにキャラメルを食べたら銀歯が取れてしまい、入院中はずっと銀歯が取れた状態で、退院してすぐに歯医者に行かなくてはいけなかった辛い思い出もあります‥つらい‥

デザートがめちゃくちゃ豪華だった

そんな入院生活だったけど、息子の時は母が仕事を休んでくれていたし二人目の余裕から
「赤ちゃん‥なんて可愛いの‥!」
と息子を愛でまくった。
そして、家にはイヤイヤ期真っ只中の娘がいて、うるさいのが日常茶飯事だったので、とにかく物音なんて動じず寝る。
「抱っこしなくても寝る赤ちゃんって本当にいたのか‥」
と驚いた。
イヤイヤ期の娘に手を焼いていたため、純粋無垢な息子の可愛さといったら。
愛想も良く、人見知りもしない。
ママ友は息子のことを「仏」と呼んだ。

息子が8ヶ月の時に東京から埼玉に引っ越し、それまで娘が行ってた保育園を退園。
二人育児が始まった。
2歳差での兄弟は世の中にたくさんいるけど、2歳差は本当に大変だった。
まだまだ手のかかる2歳と赤ちゃんのお世話をするのは容易ではない。
それまでは「私がやる!」となんでも自分でやりたがっていた娘が、息子が産まれてからは「ママやって〜」と甘える。特に息子が泣いてる時に言われると、「自分でやってよ!」と大声で言ってしまったことも何度もある。
上の子をベビーカーに乗せ、下の子を抱っこ紐で抱っこして公園へ行くのは修行のようだった。息子は1歳まで大きかったので私は肩と腰に負担がかかった。
今同じようにベビーカー+抱っこ紐のお母さんを見ると、代わりに抱っこしてあげたくなるし、手伝えることがあれば手伝ってあげたい。

息子自体はイヤイヤ期になってもそんなに大変じゃなかった。2歳になっても3歳になっても幼さがあって可愛い。
女の子は2歳になるともう大人びた事を言うので、男の子の2,3歳はまだこんなに幼くて可愛いのかとびっくりした。
毎日毎日「本当に可愛いね。こんなに可愛い子いる?」と言ってしまう。
お陰で自己肯定感が高い子に育っている気がする。
私がお腹が痛いと言っていた翌朝には「大丈夫?」と聞いてくれる優しい子。
とても恥ずかしがり屋だけど、おゆうぎ会は堂々と踊っていて驚いた。

性別も性格も私と全然違うので、私とは全然違う人生を見せてくれるのだろうととても楽しみにしている。

4歳の誕生日おめでとう!

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