見出し画像

YOASOBIと楽曲(3) ハルジオン編

YOASOBIと楽曲について書いていく第3弾。

今回取り上げる曲は「ハルジオン」

この曲を初めて聞いたときに感じた点は「ボカロっぽい」ということ。

そう思わせた原因は速いテンポとリズム感だと私は感じている。知っている人も多いと思うが、YOASOBIの曲はすべてAyaseがボカロから作っており、そこでできた曲にikuraが声を吹き込んでいる。

「夜に駆ける」「あの夢をなぞって」にはボカロの雰囲気をあまり感じなかったが、「ハルジオン」にはボカロ独特のテンポ、リズムを感じた。

ただ、私はそこまでボカロを聞いてきた人間ではないので、この解釈が間違ってたらご容赦願いたい。


このように考えていくと、ikuraの歌唱力はかなり高いことがわかる。「夜に駆ける」も、独特の転調や疾走感あるテンポ、雰囲気など難しい点がたくさんあったが、「ハルジオン」のようなアップテンポの曲も歌いこなせるのには「すごい」という言葉しか出ない。

ちなみにこの楽曲の原作小説であるが、原作とは、味が一味も二味も違う印象を受けた。以前、何かのインタビューでAyaseさんとikuraさんが「原作にある骨と肉から、それまでついていた肉を取り、新しい肉をつけ(Ayase)、そこに皮膚をつけて楽曲という生き物が完成する(ikura)」といっていたが、その表現が一番しっくりくるのがこの「ハルジオン」という楽曲ではないかと私は感じた。

ここまで「ハルジオン」について語ってきたが、いかがだっただろうか。感じ方は人それぞれなので「自分はこう感じた」などあるだろう。そんな声もぜひ聞かせていただけたら幸いだ。私の視野を広げてくれるかもしれない。

さて、明日からYOASOBI初の対面ライブ「NICE MEET YOU」が開幕する。私は12月5日参戦予定だ。当日は現地で楽しみたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?