YOASOBIと楽曲(8) 怪物編
YOASOBIと楽曲について語る第8弾。今回のテーマは「怪物」。ビルボードでランキング上位の常連だったので、聞いたことある人も多いだろう。人気曲となった「怪物」を語っていく。
アニメ「BEASTARS」2期の主題歌
この曲が制作された背景にはフジテレビで放送されるアニメ「BEASTARS」2期の主題歌をYOASOBIが担当するというところから始まっている。そのため、原作はもちろん漫画「BEASTARS」からきている。
アニメの放送は、実は視聴できておらず、けっこう後悔している。その代わりといっては何だが、原作漫画はAmazonで全巻一気買いをし、読了した。アニメは2期だったが、楽曲は主に1期での出来事を題材としている印象だ。
この曲の印象
この曲を初めて聞いた時、めちゃくちゃかっこいいなと思ったのが最初の感想。『清く正しく生きること』のところからはバックに「Hey!Hey!」の声も聞こえ、これはライブで盛り上がれる曲だと確信。
少し俯瞰的に見ると、曲全体を通して低音のベースがついており、曲に厚みを持たせている。そして、ギターソロがまたかっこいい。音源では少し抑えめになっているが、ライブでやったようにギターが目立つとまた違ったかっこよさを魅せるのが「怪物」の魅力だろう。
YOASOBI史上最も難しい曲
AyaseさんがTwitterで述べていたように、この楽曲はかなり高難度の曲である。そのレベルは、テレビで激ムズと言われた「夜に駆ける」、ハイテンポで次々と言葉が出てくる「ハルジオン」を超えるといわれた。
私がもしikuraちゃんの立場であればムズすぎて激おこ案件だろう。しかし、彼女はライブやテレビパフォーマンスでも歌い上げており、レベルの高さを証明した。
ライブでの爆上げパフォーマンス
ここが私が一番思い出に残っているところとなる。過去2回の配信ライブ、そして武道館でもこの曲がセトリに組み込まれているが、いずれもライブの中盤でテンションを爆上げさせてくれた。
特にその中でも心に残っているのは武道館。
ステージが炎を上げ、ハイテンポの手拍子を刻み、AssHさんのかっこいいギターソロ。今でも忘れられない光景だ。2階席のわりと後方にいた私でも炎の熱を感じるほど、アツアツのステージであった。
2021年の音楽シーンを席巻
2021年のBillboard総合ソングHot100年間ランキングでトップ10入りを果たしたこの曲。なんとアメリカでのランキングでもトップ10入り!
Ayaseさんが言っていたように、さらっと流されているがこれはめちゃくちゃすごいことだ。
YOASOBIの音楽が日本にとどまらず、世界で聞かれている証拠である。背景には、「怪物」がアメリカで好まれそうなロック調であること、そして英語版を出していることが挙げられるのではないだろうか。
最後に
今回は2021年に生まれた名曲「怪物」を語ってきた。
この曲には難しい曲でもやり切ってしまうYOASOBIの真骨頂があらわれたのではないだろうか。そう思うくらい難しい曲をやり切ったと私は思う。だからこそ、世界で高く評価されているのだろう。
来週は、同じくアニメ「BEASTARS」でエンディング曲として制作された「優しい彗星」を語る予定だ。
ではまた。
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