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明日から使える生き物豆知識 in 北里アクアリウムラボ

こんにちは!北里アクアリウムラボ14期の平馬です😝
いよいよ夏本番という気候になってきましたね~。熱中症に気を付けて、休み休みで行きましょう👌

さて、今週は北里アクアリウムラボにいる生き物の豆知識を紹介したいと思います!明日から何気ない会話で使っちゃってください😙

①「カワハギは、すぐ身ぐるみをはがされる」

「相模湾」水槽にいるカワハギ

カワハギはフグ目に分類されており、ウロコのない魚です。
そのため、下処理の際にウロコを取る必要がなく、簡単に皮をはいで料理をすることができます。

カワハギの皮が簡単にはがれることは、博打で負けた時にすぐ身ぐるみをはがされることを連想させるため、「バクチウオ」なんて呼ばれることもあります😌

②「私たちが食べているウナギは、インドバイカラウナギ」

「外来種の魚」水槽横にいるインドバイカラウナギ

前回のブログにも登場したインドバイカラウナギ!
インドバイカラウナギは、東南アジアやアフリカ大陸東岸などに生息しています。この外国に住んでいるインドバイカラウナギさん、実は日本でよく食べられています!

ええ~~~!?!?日本で食べられているウナギは二ホンウナギじゃないの!?

二ホンウナギは、2013年に絶滅危惧種に指定され、絶滅が危ぶまれています。そこで、インドバイカラウナギを日本に輸入することで、ウナギ食文化を継続しようとしたわけです。2023年では、二ホンウナギはウナギ供給量のうち、36%しか占めていません……。(水産庁 ウナギをめぐる状況と対策について 2024)

北里大学海洋生命科学部「水族育種生物学研究室」と「水族増殖学研究室」では、ウナギの研究ができます!詳しくはホームページでご覧ください☺️
ホームページ→研究室|北里大学海洋生命科学部 (kitasato-u.ac.jp)

③「ウッカリカサゴは”うっかり”してない」

「深海」水槽にいるウッカリカサゴ

ウッカリカサゴは、水深20〜100mに生息するカサゴの仲間です。
実はウッカリカサゴさんには、超絶そっくりさんが存在します。それこそ「カサゴ」です😲

ウッカリカサゴは、最初カサゴと混同されていました。しかし、よく分類するとカサゴだと思われていた中に、違う模様や形質を持つものが見つかりました。
そこで、分類学者が「うっかりするとカサゴと間違える」と考えたことから、ウッカリカサゴと名前がついたようです😑

うっかりしていたのはカサゴではなく人間だったんですね~
それくらい魚の多様性は素晴らしいということですね

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いかがでしたかー?海の生き物はまだまだ未知なことが多いです。
ちょっとでも海の生き物が気になったそこのあなた!
8/3、4、25は北里大学海洋生命科学部のオープンキャンパス
があります!!
こちらは要予約となっておりますので、下のリンクからご予約をお願いしますね😉
予約はこちら→オープンキャンパス・進学相談会|北里大学 (kitasato-u.ac.jp)

当日は北里アクアリウムラボでも特別展を開催します!

北里アクアリウムラボは、予約不要・入館料無料です!
なお、団体のお客様は事前予約が必要となります。
ご予約の際は、
・希望日時
・代表者氏名
・人数
・電話番号
の4点を海洋生命科学部事務室学生課(042-778-7919)へ、お電話にてお伝えください。
開館時間は平日10:00〜16:00となっています。


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