クラゲってなんすか。

こんにちは!アクアリウムラボ14期の大山です!
この前1月が始まったと思えばもう2月になっちゃいましたね…。時が経つのは早いです。

さて以前来館されたお客さんにクラゲ大好きな方々がいたので今回はアクアリウムラボのクラゲについて紹介します!

それじゃあレッツゴー!



1枚目!

こちらはアマクサクラゲのエフィラです!刺胞動物門に属してる個体です。そもそも刺胞って何って思う方いらっしゃいますよね!?刺胞とは毒液を注入する針を持った細胞小器官のことをいいます。また熊本県の天草地方で多く見られることから、この名前になったそうです!特に8月に多く見られます。またアマクサクラゲは他種のクラゲを食べ、こちらではクラゲを与えております。このクラゲはまだまだ小さく、ぷかぷか浮いてる姿がとても可愛いので是非見に来てください!!🥺

続いてミズクラゲです!


このクラゲは海水浴に行ったらたまーに浮いてる時があります。
ついつい触ってしまいますよね😁(自己責任でね😊)※ ただ、ミズクラゲの毒性は弱く、刺されても痛みを感じないことが多いですが、人によっては触れた部分が腫れることがありますのでおすすめはしません🙂
またこのクラゲはアマクサクラゲとは異なりアルテミア(えびと同じ甲殻類)を与えてます。透明なので餌を与えると餌が透けて見えます。インスタ映えっすね🤩🤩午前中に餌を与えてるのでこの色の変化を見たい方は午前中に来ることを強くお勧めします☺️

続いてこちらサカサクラゲになります。

あれ?触手が上向いてるしなんか張り付いていやがるぞ‼️これって大丈夫なんすか??と思う方いらっしゃると思いますが実はこれが正常なんです。このクラゲには光合成を行える褐虫藻が共生しており、主に触手の部分に多くついております。

褐虫藻が共生してる部分

太陽光の強さにより色が変わり強いと褐色、弱いと青色になります。アクアリウムラボには褐色の個体がいます!🤩 僕にも褐虫藻をください…。ちなみにこの子はクラゲにしては長生きで3歳になります。もう高齢クラゲですね🪼長生き🪼

最後にオワンクラゲです。

名前の通り、お椀みたいな形をしてますよね!このクラゲにはホワイトシュリンプやアマエビ、クラゲなどを与えております。実は意外と雑食なんですよね‼️こちらはGFPという緑色蛍光タンパク質が下村脩大先生により発見されノーベル賞を受賞しました。調べたいタンパク質を探すために細胞を光らせて見つけられるので、生物学に革命をもたらしたと個人的に思っております。

ここで終わろうとしましたが、現在バックヤードで飼育してるフウセンクラゲについても書こうと思います!

これまで紹介してきたクラゲは全て刺胞動物になっており、フウセンクラゲは有櫛動物門に入ります。
有櫛動物の特徴を簡単に説明すると刺胞を持たないので、触っても痛くないんです!また櫛板という器官があり光の反射により虹色に輝きます✨めちゃくちゃ綺麗ですね!ちなみに餌はアルテミアを与えております!

めちゃくちゃ長くて読みづらい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました!クラゲに少しでも興味持ってくれたら嬉しいです☺️

北里アクアリウムラボは平日の10時から16時の期間のみ開館しており、入館料は無料です。

なお団体見学の場合は予約が必要です。
下記の項目をご確認の上北里海洋生命科学部事務室までご連絡ください。042-778-7918
・見学希望日時
・見学人数
・代表者指名
・電話番号
・学生による解説

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