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思い出の名馬①タップダンスシチー

ファインモーションをつぶして堂々とレースを作り、人気薄であわやの場面まで演出して2着に入った有馬記念は、私が本格的に競馬を見出した年のことだからよく覚えている。この有馬記念だけを見るとフロックの感が否めなかったが、翌年の東京のOP特別を勝ってからの息の長い活躍、確実に一時代を演出した馬と言えるだろう。

タップダンスシチーに関連するレースとしては2003年のジャパンカップが最も思い出されるレースである。ただしうれしい思い出として、ではない。

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