2023 菊花賞

 今年の牡馬クラシック戦線はダービーの不可解なほど遅いタイムに一つのポイントがあると見ている。皐月賞馬やダービー馬が参戦してきた菊花賞は、基本的には春のクラシックホース有利。しかし今年は? 私の目にはスローペースのダービーを最も有利な位置で運んでギリギリしのぎ切ったタスティエーラの実力はとても頼りないものに見えた。また、ソールオリエンスも、新馬以来の左回りで不利な競馬を強いられたダービー自体の評価は措くとして、皐月賞の強い勝ち方はかなりのハイペースに助けられている。

 本命はサヴォーナとする。福島の条件戦を勝ち上がってからいきなりのクラシック組との対戦となった神戸新聞杯での好タイム2着は評価に値する。あのレースでは勝ったサトノグランツのゴール前1Fの脚は見事だったし、上位勢の間にそこまでの実力差はないと思われるが、サヴォーナの単勝が20倍つくならばオッズの分だけこちらの期待値が高い。

 馬券
 単勝 8       90%
 馬連 8-11 8-12  10%

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