OBS Studioのスクリプトを使って自動的に動画のループ(繰り返し)のオン・オフを切り替える方法
OBS Studioでライブ配信を行う際に、ツールのスクリプトを使って「動画のループ(繰り返し)のオン・オフを切り替える方法」を紹介します。
スクリプトとはOBS Studioの機能を拡張するためのプログラムのことです。Pythonなどのスクリプト言語で記述を行い、映像や音声の切り替えを自動化することができます。
前提として、Python環境とコードエディタ(例:VSCode)が必要になります。Python環境とコードエディタの導入方法は、検索エンジンや生成AIで調べてください。
OBSの動画のループ(繰り返し)を自動的にオン・オフするスクリプト
上のライブカメラ映像画像の中に、ネオン看板「きたふる」と「エネオス」があります。これらのネオン看板は現実には存在せず、After Effectsで作成した3D素材をAVIで書き出し、映像の最上部に表示しています。
これらのネオン看板は、夜の帳が下り始めた夕方に点灯し、翌朝に消灯します。
仕組みを解説すると、動画ファイルAVIは数分間の動画になっており、ループ(繰り返し)を「オン」にすることで画面上に常時表示するようになっています。翌朝から夕方の間のみループ(繰り返し)を「オフ」にすることで、画面からネオン看板が消える仕組みです。
任意のフォルダに以下の3ファイルを用意します。
neon.py
ネオン_エネオス.avi
ネオン_きたふる.avi
OBS Studioの上部「ツール」→「スクリプト」と進み、「Pythonの設定」の「Python インストールパス」にpython.exeファイルがあるフォルダを指定します。
「スクリプト」のタブの左下にある+ボタンをクリックし、neon.pyファイルを指定します。
neon.pyファイルの中身は有料になります。
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