日経23/12/17

1、カーボンクレジット取引価格2022年の高値から9割安

カーボンクレジットとは『炭素排出の許可書』。二酸化炭素を1トン排出削減すれば1クレジット発行される。排出量の上限が規定されている企業は上限以上を排出する際にクレジットを買って超過分を相殺しなければならない。
しかし、実際の発行している排出削減の活動の効果・公的な排出量に対してのカーボンクレジットの規模が問題視されている。そもそも企業がクレジットを購入すれば評価されるという概念が崩れ、自社で完結できていないという悪評価につながるリスクさえある。

2、イギリスARM CEOのレネハースインタビュー

ARMの強みは『低消費電力』と『AIの分散』
AIは莫大なエネルギーを消費する。2050年にはこのままだと現在のエネルギー消費量を超える予想もされている。
今まではさまざまなソフトウェアをスマホに『集中』させる時代であった。が、今後はデバイスが散らばる『分散』の時代に突入する。これをエッジコンピュータリングと言って、利用者と物理的に近い場所に計算処理ができるコンピュータを配置するということで実現する。

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