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【野鳥観察日記】202210-2戸隠森林植物園でマミチャジナイなどに会う

長野にある戸隠森林植物園に行ってきました。
春は渡りの鳥たち、秋はムギマキなどの渡り鳥が有名な場所で、様々な留鳥が見られることで知られています。


1日目は何もわからないので園内をぐるっと一周することにしました。
戸隠神社の参道前からスタート。園に入る前からカラたちの賑やかな声が聞こえます。
エナガやコガラ、ゴジュウカラなどの群れがいました。あとでわかったのですが、ここはコガラがとても多く、ゴジュウカラも頻繁に見られました。さらに言うと、コガラやシジュウカラが垂直の木の幹に留まっていたりするので他との見分けを一層困難にしていました。

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午後から見始めたのですが、思っていたより人が少なく聞く人もいなくて自力で探します。

ここには、学び舎というのがあって、そこで聞いたらツルマサキの木やマユミを探すといいよということだったのですが、その植物がさっぱりわからない。この森に棲んでいるカラ類に加え、キバシリ、ミソサザイも出てきました。渡りの鳥のムシクイやキビタキもいました。(これは後でカメラを見て気が付きました)

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そして、植物を知らないと探せないということで、教えていただいた場所で探すと、木の幹に巻き付いているツルマサキがありました。なにやら小さな赤い実をつけています。どうやら今年は熟すのが遅いらしく鳥の姿が見えませんでした。この日は四時過ぎに終了。

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二日目。近くの宿で用意していただいたおにぎりセットをもって出発です。六時半ごろ現地に到着。この日は観光もしたかったので、植物園を通り、いったん戸隠神社奥社まで登ってから鏡池の方に抜け、バスで植物園に戻ってきてから近くの道を探すことにしました。

ミソサザイがいたるところで鳴き、にぎやかなカラ類の声が聞こえます。そしてにぎわっている樹をみたら、ツルマサキでした。かなり高い位置にあったので探すのが難しく来てコガラ、エナガ、コゲラを何とか見つけました。



そして戻る途中、サメビタキがのんびりしているのを発見。やっとゆっくり写真が撮れました。

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観光した後午後から再び鳥探し。参道をあるいていたら、たくさんの鳥たちでにぎわっている場所がありました。マミチャジナイの群れでした。聞けばキハダという木に集まっていました。となりの針葉樹のところに留まり、実を取ってはまたとなりの針葉樹に戻っていくのを繰り返していました。

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最終日は、今まで行った場所を再訪。アオゲラやアカゲラも見つけられるようになり、夫はキクイタダキも見つけていました。
マミチャジナイの群れにまた会いました。10羽ぐらいでしょうか。アカゲラやツグミも混ざっていました。

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現地の方と一緒にツルマサキの前でムギマキを待ちましたが、こちらとは出会えず。コゲラは何回か来て実をついばんでいました。お昼にて終了しました。
なんだか、とりとめもない記録になってしまいましたが、秋の戸隠を満喫しました。あの空間にいられたことが一番よかったです。
植物も関西とはかなり違ってとても刺激になった三日間でした。そして、肝心のツルマサキですが、今年はどうも実の付きがよくないようでした。これから熟したらよいのですが…。年によって差があるのだということも知りました。




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