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【野鳥観察日記】202210-1ムギマキ、オオルリ、キビタキ。カラスザンショウに集まる

朝しか空いていないので、五時起床。山に向かいました。二時間限定で少し山を歩いてきました。先日戸隠森林植物園でツルマサキやナナカマド、イチイなどを探した後だったからか、以前よりは木を見つけるのが苦ではなくなってきました。(まだまだ修行が足りていません)

今回はこの時期に実がなっているカラスザンショウを探します。
山に何かの甘酸っぱいような香りが漂っているのは何の香りなのか分かりませんが秋の実りの季節を思わせてくれます。
駐車場を降りるとハクセキレイとキジバト、シジュウカラ、モズがすぐにお出迎え。イソヒヨドリの声が響きます。今日は鳥が多そうな予感がしました。

的中。ヤマガラが出てきて、メジロの声もするなあと思っていたらヒタキが。見失ったのでどんどん歩いていくと、なにやら黄色の鳥が。キビタキのオスでした。メスもいました。


その後、さらに先に進み、見やすい場所を探します。
しばらく待っていると、まずコゲラ。三羽が幹を登って、一羽が実を食べ始めました。その後ヒタキがちょこちょこと現れ始めました。オオルリ、キビタキ…。一羽だったのが、三羽になり五羽になり、全部は追いきれません。あちらこちらで実った実をたべています。よほどおいしいのか何度もやってきます。アオゲラの声が響き、メジロとヒヨドリも近くにやってきてにぎやかです。
それにしても、種類によって食べ方が違うのが興味深いです。コゲラは登って実を食べるのでじっくり食べられている印象です。ヒタキは飛びながら食べに来て、実にアクロバティックです。

そうこうしている間に、あっという間に時間切れ。元来た道をたどっていくと、最初にキビタキを見た場所にまた何か。三羽います。何か黄色のものが見えました。もしかしてとファインダーをのぞいたらムギマキ。若オスでしょうか。ムギマキに至っては初めて何かわかる写真が撮れました。持っているコンデジの限界があるので、動く写真はほぼ撮れませんが撮れてよかった。最後にアサギマダラがひらひらと目の前を飛んでいきました。

昨年は11月の初めに同じ場所を訪れましたが、この時はキビタキとルリビタキがいました。オオルリはひょっとすると、もう数日で渡っていくのかもしれません。たくさん食べて元気に渡って行ってね。

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