見出し画像

大阪にて個展をします


桜の開花が待ち遠しい季節になりました。
来月に大阪で個展をします。
テーマは「春の訪れ」。野山の風景と生き物を描きます。
6日間とあっという間です。よろしければお立ち寄りください。
風景の作品と、生き物を描いた小作品が並びます。

水彩の描き方

しばらく水彩でひたすら描いていたら、どんどんとアナログ感覚を取り戻していきました。
私の描き方は、まず鉛筆でざっくり下絵を描きます。(iPadで構図を描くときもあります)私の場合は、ざっくりというのが大切でして、
下絵をきっちり書くときれいに描こうとしてなぞってしまうので、形がたどたどしくなってしまいます。これは性格によると思います。

そのあと下絵をトレース台にのせて、下書きがうっすら見えるようにして、その上から水彩紙に描いて行きます。
あまり一般的ではないと思いますが、今はこんな感じです。最後に、保護スプレーをかけて出来上がり。

水彩にした理由

大阪個展を皮切りに、5月は東京個展、6月は東京で企画展に参加します。
昨年の東京・神戸での個展ではフルデジタルだったのですが、みなさまのご意見を聞くうちに、来られた方がその場で発見があるような楽しい作品を作れたらと思い、展示は水彩で描くことにしました。

20代の一番最初は水彩、その後はアクリル画、色鉛筆などをつかいましたが、結局戻ってきました。
ここ数年は仕事が忙しくなりデジタルに慣れ親しんでいます。
昨年途中から、水彩を取り入れるようになり、沖縄・八重山の風景、道東の風景、クリスマスのねこのいる風景など、徐々に取り入れるようになりました。
また、年末にiPadを買い換えたことで、Adobefrescoが使えるようになり、アナログぽい作品の制作が可能になりました。
徐々にアナログとデジタルが近づいてきた実感があったので、特に迷いなく描き始めました。

DMは桜のある池の風景なのですが、これはなかなか描けなくて、2度やり直し。マスキング液がうまく使えなかったり桜の表現が思うようにかけなかったりしたのがその理由です。3度目で出来上がりました。

制作にあたっては、モネの大きな作品集も買いました。YouTubeも何本か見ました。さまざまな描き方があって驚きます。

販売物など

A3~B5程度の作品と、部屋に飾りやすいポストカードや写真サイズの小さな作品も展示販売します。
小さめの額もいろいろと集めました。1点しかない手描きの感じを楽しんでいただけたらと思います。



2024/4/9(火)~14(日) 11:00~19:00(最終日は17:00)
スタジオクートギャラリー
tete illustration monthly EXHIBITION 2024 vol.26 「春の訪れ」 https://coote.club

在廊日…4/9.12.13.14 午後1時~6時頃(最終日は5時まで)
追加の日が決まりましたら告知します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?