僕は友達が少ない

いきなりだが、僕は友達が少ない。

そんな孤立意識を持ったままNSCを過ごしてきた。


なぜそのような思いをもったまま過ごしてきたのか。少し振り返って綴ることにする。

僕は相方探しの会の時期に祖父が亡くなり、愛媛に帰っていたため、相方ができなかった。

スタートダッシュに遅れたのだ。

それもあってNSC始まって1ヶ月はピンとして活動してきた。

ただ活動と言ってもろくにネタ見せもせず、対面も受けず、ほとんどオンライン授業で過ごしてきた。

「このままだと、誰とも関わりが持てずにNSCを辞めることになるな」

そんなことを思いながら1ヶ月経ち、さすがに行動しなければ相方はできないと思って、NSC用のTwitter(現X)を開設した。

なんとかそこで相方を見つけられたらと思ったところに、結空(今の相方)が「コンビを解散したので相方募集します」とツイートしているのを見つけた。

藁をも縋る思いで話しかけ、話していくうちになんとかコンビ結成が叶った。

それまで同期全員が知らない人だった自分だが、やっと知り合いができたのだ。

29期の同期は仲間であり、良きライバルだ。
初めの頃は「全員知らない奴だし負けてたまるか」という気持ちが大きかったが、次第に話せる同期が増えてきて、「みんな面白いな、俺も切磋琢磨して一緒に面白くなっていこう」という気持ちに変わってきた。

同期のM-1やTHE W突破の報告を喜べるようになったのも、相方や仲良くしてくれる同期のおかげだ。

29期はお笑い経験者がそこそこいてとてもプレッシャーが大きいが、そんな中でも周りから29期は面白い人が多いねと言われるようになることを考えると、それは素直に嬉しい。

そしてその面白い人の中に入れたらもっと嬉しい。

....あ、話せる同期が増えてきたとは言ったけど、それでもまだ少ない方なので全然みんな仲良くしてね