見出し画像

2024年9月22日 タレント本

・朝から霧が濃く、涼しい気候。今日ははじめてお客様が途切れたという感覚がないくらい連続してご来店いただけました。話を聞くと、口コミで人から人へ伝わっている様子で、伝えてくださった方々へ感謝しかありません。健全に知っていただき、土地に根付く本屋になれるよう精進します。

・古本の説明をサインやPOPで全てわかるようにしておらず、お客様が古本の棚を眺めている時に説明のために話しかけるという作戦で会話をしています。全部標識でわかってしまうと私がいる意味もあまりないなと思うのでしばらくは継続しようかな。もちろん、真剣に本を見ているなあというときは絶対話しかけませんので!

・本を見ているお客様が「表紙が可愛い」とよく話しているのを聞きます。私も本の装丁が大好きです。新刊全てを平置きにしているからこそ、じっくり装丁を見ていただけているなと感じます。

・横の本との並びもジャンルや内容より装丁(空気感)で決めています。電子否定派閥とかではないですが、物体としてそこにある本が好きなので、じっくり装丁も見て欲しいです。なんでこの紙質で、フォントはこれで、捲った一枚目の紙がこの色で、カバーを外したらこれが描かれてるんだろうだろう…など妄想するのも楽しいですよ。自分で本を作るとなった場合、全てに意図を込めるはずですよね。

・昨日考えていた本以外の販売に関して、自分ですぐに着手できるところとしてデザインからのグッズ制作(ステッカー)を試験的に行なっていきます。ステッカーかい!となるのですが、これには私が勝手に意識しているモデルがあり、コミュニティの発展に著しく貢献している方がいます。vaultroomというゲーミングコミュニティを運営している方です。ただ私がゲームが好きで発足当初から追っていたのですが、コミュニティの象徴となるものを認知してもらう動きを一貫していて、今もなおコミュニティの進化の追い風となっています。本というコミュニティを作るのではなく、そういったコミュニティに対して追い風になるようなこと、本が好きということが誇らしくなるようなことは行なっていきたいと考えています。

ここから先は

1,017字

ARBOR BOOKS営業日誌

¥300 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?