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2024年9月16日 本屋の未来は明るい

・雨の予報でしたが午前中は雲も相まって清々しい晴れ。ゆったり時間が流れていました。

・開店早々におじいさま二人がドライブがてらご来店。さくっと1冊本を持ってこられ、ご購入。奥さまへのお土産にされるらしく、とてもほっこり。

・もうお一人には「おすすめの本ある?」と聞かれ、詳細を尋ねるとご自身は本は読まないけれど英彦山のお土産に奥さまへ買って帰るとのこと。寝る前によく本を読まれているらしく、お話を伺いながら本をおすすめする。最終的に「海のうた」を選んでいただきました。楽しそうに選んでいらっしゃったので、奥さまにも喜んでもらえるといいな。

・おじいさま方には「普段本は買わないけど、本が少なくて選びやすい」と仰っていただけました。
ARBOR BOOKS では大きな本屋さんでは見つけにくいけれど、とても魅力的な本をかなり厳選して全て平置きしています。本と出会いやすい環境を作りたいと思っていたのでとてもとても嬉しい。厳選というのは仕入れ方が買切のみなので、せざるを得ないといったところです。売れなかったら送り返すという方法が取れない分、自分が本気で売りたい本しか”置けない”のです。
在庫リスクがある分、仕入れは慎重。仕入れた本とは心中する覚悟で選んでます。

・その後、ツノオンド(めちゃくちゃ素敵な里山の空気が流れている添田町津野集落のコワーキングスペース)の高瀬さんにご紹介していただいたとのことで、いいかねPaletteでフォトスタジオをされている方がご来店。お話しするのが楽しくて喋りすぎてしまいました。お連れの方にも選書を褒めていただきとてつもない喜びと安心。街に本屋さんができたことに喜んでいただき、一層本屋としての覚悟が深まりました。機能しなければ。本当にありがとうございました。

・それからは静かな曇りの時間。一雨降って美しい景色が広がっていました。

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