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処刑場で除去コントロール【ビルディバイド】

※全文無料記事です。


みなさんこんにちは キタショーです。


【MK】 というビルディバイド調整チームに属する者です。



これから不定期に、【環境デッキ】【没デッキ】【ネタデッキ】【ロマンデッキ】【使われてないカードの使い方考案】【その他】
を note にしていこうと思います。




はじめに

みなさんは 相手のターンにカードをプレイする ことに快感をおぼえますか?

遊戯王では速攻魔法や罠など、MTGではインスタントなど ビルディバイドでいうクイックのコマンドは主に相手の妨害をするカードが多いです。

相手の攻撃に合わせて撃つ 呪われた切札

破壊されそうな自分のユニットを守る 千里眼

そして、除去を警戒してユニットを出さなかった
相手のエンドに雑に撃つ 新兵器開発・邪悪な取引

これをずっと徹底的に永遠 無限にするデッキって好きですか?

今日はそんなことするデッキの紹介です。



作成段階1

Twitterにも投稿したこの構築

今思うと欠陥だらけ。


まずは、デッキのコンセプトから

コンセプトは至って単純
低コストのコマンドをジャブジャブ使う
ルルベラでコマンドを補充
これを繰り返していたら勝手に墓地が貯まる

黒単の処刑場と違って、
墓地15・20の到達を急がない
とは言え、イシュタルテだけは墓地が貯まる効率が良いからイシュタルテは守る感じに。

デボラとリヴァワートがテリトリーと合わせて全体8000除去なので使用感を確認するためにまずは両方入れて回しました。


作成段階1を回した感想

良い点
コンセプトは間違ってなさそう
・序盤除去でライフを守れる

改善が必要な点
黒単ちゃうからデッキ枚数50の必要なくね?
・エルムの器用貧乏感
・リヴァワートの方が良さそう
・環境的にキャピタル4枚確定



作成段階2

イシュタルテを引かないといけなさそうな気がしたのでエルムをヴェロニカに変更し、終盤のドローして除去を構える動きを安定させる。

デッキの枚数を3枚減らして全体的に引ける確率を上げる。

序盤・中盤のイシュタルテ
終盤のリヴァワート に繋げる確率上げるためにとりあえずベストーラを1枚採用


作成段階2を回した感想

良い点
・キャピタル4枚は大正解
ベストーラでルルベラ回収が無限リソース

改善が必要な点
クセノスがデッキの性質上強くない
・ヴェロニカは気のせい
クセノスが本当に弱い!
・次元の窓 弱くはないけど なんか違う
プリュネルで解放したい



最終作成段階

まず、作成段階2の時に感じた 
クセノスが本当に弱すぎる問題

・クセノスで解放してもテンポロス
・解放以外で手札に来てもエナジー行き なのに黒色だからルルベラとかが出しにくい
・実際の活躍が1〜2ターン目に出てきたアリアやヴェロニカ、3コス観測者などの4000ラインを上から取れる程度

そうだ、観測者を0枚にしよう

・観測者が入ってなくてもテリトリー解放できない事故が発生しにくくする。
・エナジーに埋めても青いから4tルルベラの邪魔にならない。
・最低限のパワーラインはある。

キミに決めた

クセノスより強かった それは事実。

そして出来上がったデッキがこちら。

クセノスを抜いてルチアにした分、イシュタルテを出すために必要な黒2を確保するために スクワーム・ナイトメア を再び採用。
前回も使用感は合格点だったが黒が多いという理由で抜くことにしたが、今回は黒が足りなそうになったので復活。
黒1コストでも撃てるので小賢しくて好き

そして、ヴェロニカの枠だが、ドローするより せっかくやしテリトリーの効果を上手に使った方が流石に強いと思い、自身の3000ダメージとテリトリーの2000マイナスを合わせて5000ラインまで取れるマフレナを2枚

そして、同じくテリトリーの2000マイナスを上手く使えそうなユニットとしてアリアを1枚採用。



デッキの動き

マリガンは基本 イシュタルテを探す。

テリトリー解放前は 除去を撃つかドロー
両方ある時は、相手の動きが強い時は除去
エナジーに置いていいカードがない時はドロー

エナジーの埋め方は、7エナジー目を置くまで、
絶対に3枚以上黒をエナジーに置かない。
※ルルベラの召喚エナジーに青4が必要なので6エナジーのタイミングで黒が3あると4ターン目に出せなくなる。

解放したらイシュタルテでユニット優先で攻撃して墓地貯め。
序盤に除去コマンドでライフを守れてると、その分イシュタルテが長生きし墓地が貯まる。

4ターン目はルルベラ出したい。
出せないなら、ナディアなどのドローでルルベラを探しに行ったり除去を構えて時間を稼ぐ。

このデッキのいいところは、ルルベラでデッキトップからユニットが捲れても墓地に落として墓地枚数を稼げるので気が楽です。
3枚ともユニットで手札が1枚も増えないのは少し辛いですがそれは仕方ない。

このデッキの墓地20枚達成は7ターン目以降が当たり前で、9ターン目くらいだと思っておいて下さい。

イシュタルテを酷使して10枚達成はスムーズに
墓地を10→20にするのは意識せずに、リソースを稼いで相手の動きを止めることに集中。
気付いたら貯まってたって意識でオッケーです。

終盤 除去コマンドを撃つ=1ダメージなので、序盤・中盤イシュタルテ以外で相手のライフを削りに行く意味は薄い。
20枚達成までに相手のライフが6くらいなら十分。

リヴァワートで相手のユニット全て実質8000マイナスで基本的には全破壊。そして破壊したユニット×1点なので 相手のライフが多く残っててもいくらでも巻き返せます。

最後はライフを0にした後、取引でナディアなどの3〜4コストを回収しておいて、エナジーが10枚ほど伸びているので3〜4コスを3体一気に並べてトドメにいければベスト。



デッキを作成し使用した感想

ビルディバイドを始める前にしていた、数々のカードゲームで、除去コントロールを触っていたのでとても使用感は良かったです。

点数をつけるなら 85点

ちゃんと強く安定もしていて好きなデッキなのですが、同じチームメンバーのとある人に勝てないので解体。

コントロール好きな人は一度試してみては?って感じです。


採用候補カード


まずは新カードから

1ドロー1ディスができてイシュタルテ探しつつ墓地を貯めれるデコイ。


相手のユニットの破壊はできないが、1コストで撃つこともでき、自分のユニットが殴られても破壊を防ぎ、自分のターンは2000マイナスの修正が相手ユニットにかかるので殴り返せる。
あと、カード名 好き


クイックで使えない&破壊にはならないから20枚達成していても1ダメージにならないのでデッキと噛み合わない。それはそれとしてめちゃ強コマンド。


アリア枠
パワーライン9000のライゾームすらテリトリーと合わせて一方できるカード。
ダメージやパワーマイナス系のコマンドと合わせると除去がしやすくなる。


10エナジーあれば、7エナジーダウンフォールでユニット全破壊でデコイやブロッカーを退ける→破壊した相手のユニット×1ダメージ→ナディア出してトドメ
5体以上破壊は夢のまた夢だが、できたら宇宙


他にもブルーバーストやハードラッククラップスなど相性の良いカード多数。


デッキ使用についての注意点

このデッキはビルディバイドを始めたばかりの人、クイックタイミングなどに慣れてない人にはオススメできません。

まず、このゲームにおける 除去札ごとの用途の違いについて知っておくべき必要があります。

・呪われた切札などの確殺タイプ

・キャピタルの8000ライン

・円環や不意の衝撃などの5000ライン

・謀略やナイトメアなどのパワーマイナス系

・デッキの上に戻す 手札に戻すなどなど

このようにたくさんあります。
手札に複数の種類の除去コマンドがある時にどれを使って相手のユニットを破壊・除去するか
それだけで変わってきます。

結果的に相手のユニットを破壊できるならコスパがいい方が良い
(例:相手のパワー5000のユニットを破壊するなら 呪われた切札を使うより不意の衝撃を使う)

という考えを少し改めるところからです。
必ずしも間違いというわけではないですが、このデッキでは特にその考えでは不向きです。

確かにパワーが8000だろうが2億だろうが無限だろうが破壊できる切札を使うのは勿体無いと感じるのは当たり前ですが、それでは後が続かない。

自分が5エナジー余ってる状態で相手のターン パワー5000のユニットが場に出てきて攻撃してきた時 手札に不意の衝撃呪われた切札があった時どちらを使うかは他の手札にあるカードによって変わります。

手札に新兵器開発邪悪な取引がある場合
不意の衝撃+他のカード という組み合わせがあるので不意の衝撃を使って大丈夫です。

ですが、手札にイシュタルテナディアなどがいる場合 今不意の衝撃を使うと 次のターンイシュタルテナディアを出すと残りのエナジーが4以下のことが多く手札に残った呪われた切札を使う事はできません。

次のターンのことも考えると コスパが悪くてもパワー5000のユニットに呪われた切札を使って 次のターンユニットを出しつつ余ったエナジーで不意の衝撃などの低コスト除去コマンドを構える動きをした方が良い。

コスパより効率 の意識

他にも自身のユニットのパワーを3000上げるコマンドが入っているような相手には呪われた切札キャピタルを大事にしたり、パワーマイナスで破壊できなくても上からブロック出来るようになるからパワーの大きいユニットが多く相手に採用されているなら大事にする

このように、相手のデッキによってコマンドの優先度は変わるので、相手のデッキを見極めて除去コマンドの優先度を判断する慣れが必要なのです。

そして、ビルディバイドというゲームは基本 時間切れ両者敗北 という自分もお相手様も損しかしないことが起きます。

まだビルディバイドに慣れていなくて、カードのプレイや効果処理、撃つべきコマンドやスキルの判断思考時間などのスピードに自信がない人は、時間切れ両者敗北量産機になってしまう可能性があるので、自分のプレイスピード・プレイスタイルに似合ったデッキセレクトをオススメします。

ですが、クイックタイミングなどが分からないからという理由でクラウディアなどのデッキを使い続けると一生分からないまま進んでしまうので、まずはクイックタイミングだらけのメギドラグコントロールデッキを作ってみて、友達とフリーで遊んで学ぶのがいいと思います。




記念撮影



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YouTubeでMKBDLという、調整チームやYouTubeチャンネルが集まってリーグ戦を行っていますので、興味のある方は是非ご視聴よろしくお願いします。


ではまた、気が向いたら。

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