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レバーレス奮闘記〜其の弍〜使用感、レバレス修行の始まり


【本記事をAIで3行にまとめたもの】

-レバーレス初心者の私には使用感も語れないかもしれないが、とても良いと感じている。
-波動や昇龍拳のコマンド入力方法が複数あり、それを試すことが楽しい。
-また、2日目には必殺技やキャンセルの復習、対空練習、他人のプレイ動画を観て入力方法を脳内再生するなどを行い、徐々に方向性を固めることができた。


使用感

レバーレス初心者の私に使用感もクソも無いのではというのはさて置き、良い。実に良い。引っ掛かりや押しにくさなど、特に気になる点はない。強いて言えばR16は枠付きボタンであるため、枠なしのレバーレスも触ってみたくなったというところだろうか。また、卓上か膝置きか未定だったため、本体に手のひらが乗せられるサイズを購入して大正解だった。現状は膝置きに落ち着いた。
使用感で今後感じた事は随時書いていきたいと思う。

トップ材のアクリル板にボタン用の枠があるのが見える。また本体上の操作でLEDの輝度を変えたりオフにも出来る。手元を見る事はないがドライブインパクトのボタンを赤に変更。

初日にやったこと

  • 歩きガード

  • ステップ、生ラッシュ

  • 波動、竜巻、昇龍や各種SAなどの入力方法の確認

  • 簡単なコンボ

波動コマンド一つとっても出し方が数通りある。
通常技からキャンセルで出すことに特化した入力から、後ろ歩き中にしゃがみモーションを経由せずに最速で出す入力方法など、いくつか試してメモをしていった。
昇龍拳も理論上3フレームで入力が可能な方法から、確実に引き付けて対空することに向いている方法まで、実に4〜5種類ほどある。
えっ、そんなにあるの?と思うだろう。そんなにあるのだ。
本来レバーでは不可能な「下と上を同時押し」、「左と右を同時押し」といったことができるレバーレスは、同時押しされた際にどの状態になるか、何が優先されるかによって最も効率の高いコマンド入力の答えを導き出すことができる。

そこにSAの真空コマンドや真空竜巻コマンドが続く上に、真空の簡易コマンド(昇龍→真空など)に対する入力方法も数通りある。それらを一通り試して分かったことは、どれか一つの入力に統一するのではなく、少なくとも2種類以上の入力方法を覚え、状況に応じて使い分ける必要があるということ。

継続期間について

ときど氏やマゴ氏曰く、継続2ヶ月で多少動かせるようになり、半年でレバーレスのメリットを感じ始め、元の動きを完全に取り戻すのに1年だと言う。

私に関しては10年以上の楽器経験があるため、反復練習自体は苦ではない。

レバーレスを1日触って分かったこと、これはまさに筋トレである。ひたすらに反復練習をして、休んでいる間に脳が整理し、次回触った時にそれらが指の動きに反映される。
楽器や筋トレをしてきた人には是非ともオススメしたい。

また方向キーやレバーのようにコマンドが直感的ではなく、同時押しによる優先やニュートラルを使ってシステムの最適解を辿っていくようなレバーレスは、自分の肌に合っているのかもしれないと感じた。
数ヶ月後にレバレスを辞めてパッドに戻ったり、レバーに手を出したりする可能性もゼロではない。ただ、レバレスの可能性というかポテンシャルというか、そういったものを感じた初日だった。


そう言えば、ウメハラ氏も数ヶ月前まで根性入力で出していた昇龍拳を※藤村入力に変えたとのこと。

技の出し方が何通りもあることで、氏のように使用キャラやゲーム性の変化に伴って対応することもできる。これもレバーレスに惹かれた要素だった。

※藤村氏が編み出したと言われている昇龍拳の入力方法で、→↓を押しっぱなしの状態から←を弾いてPボタン。
↘️の状態から←を押した瞬間だけ同時押し優先により↓になるため高速で323入力が成立する、4〜5フレームで昇龍拳が出ていることが分かる。


2日目にやったこと

  • 必殺技やキャンセルに対する入力方法の復習

  • 練習メニューの作成

  • ダミーを動かしての対空練習

  • 他人のプレイ動画を観る時に入力方法を脳内再生する

  • 引き続きレバーレス操作について休憩中や睡眠前の情報収集

まずどの場面でどの入力が最適か、早々に自分の中で答えを出してみることにした。
竜巻コマンドは常にジャンプボタンを使用したズラし押し、波動コマンドはジャンプボタンを使用した竜巻の逆入力と前進後退時に使うヨガコマンドに近いもの、昇龍コマンドは全てを藤村入力に統一せず、一部のコンボでのみ636昇龍にするなど、方向性を固めることができた。

そうして出来た練習メニューがこちら。

使用キャラの豪鬼に合わせた練習メニュー。ワンポイントメモが書かれている。たまに誤字。

呪文に見えるだろうが気にしないで欲しい。(Jってなんだよ)
最初はもう少し短いメニューだったはずだが、あれもこれも不可欠だと徐々に増えていきこの形になった。
パッド時代に使っていたフルコンはまだまだあるし、非確定コンへのOD昇龍(屈ガード状態から無敵技)の練習など、まだまだ今後も増えていくだろう。

練習中に意識したこと

  • 左右を入れ替えると必ず一度はつまずくので、その度にコンボを解体して最低2パーツで練習するなど、慣らしてから通しでやる

  • ルートや必殺技を間違えた時のミスリカバリーを必ず行う(よくあるパターンでは、弱竜巻のつもりがOD竜巻が出てしまった場合に最大である中昇龍を藤村入力で咄嗟に準備して繋げるなど)

  • 左手から前腕にかけてかなり疲れるので手を定期的に休める


練習メニューはちょったした振り返りを挟むと平気で1〜2時間かかる。逆に言えばフレ戦やランクマに時期尚早に手を出さずに済む。
今はひたすら修練の時。

まだ歩き始めたばかり、いや、生まれたばかりだ。


また次回の奮闘記でお会いしたい。


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