あさひーる

たまには書きたい、そのうちTwitterから引っ越してくるだろうし

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最近の記事

衆院選接戦区考察(北海道ブロック)

注釈がない限り人口の増減およびDID人口は2020年国勢調査を参考としている。そのため人口増加率は5年前の2015年と比較した場合の数字である。 北海道3区 ー地盤状況 高木が1.3ポイント差で勝ち越した白石区が若干削減される。また豊平区と白石区はいずれも人口が増えてるのに対して荒井が0.2ポイント差まで迫った清田区は人口が減少した。一般的に高いほど与党支持率が下がるとされるDID人口比率(地方ではなく市街地に居住する人口)は98.6%と全国と比べて28.6%高い ー高木

    • ポスト岸田は何処に

      そもそもの話だが岸田政権という政権自体「菅や河野よりはマシ」という消去法で発足した政権であることは否めないだろう。それは安倍晋三というキングメーカーになり得る元宰相の煮え切らなかった態度を見ても明らかである そして「派閥政治の復活」と言われながら党内政局は実に凪である。こうなってくると我々政治オタクも最早推測のしようがない。…と投げ捨てたいところだが、「何処に」などと謎に格調高く文章を書き始めてしまった以上ある程度のことは書かねばならないだろう。そこで少々の推測と多分の独断

      • バスを学びたい

        最近よくバスに乗る。なぜかといえば地元新潟の街がまったくもって鉄道だけではカバーできてないからである 航空写真を見てもらえれば分かると思うが、新潟という街は帯状に街が広がっている。だが鉄道では行き来できないというのはどういうことか。答えは図書館やブックオフなど自分の興味関心があるスポットはことごとく「帯」の外にあるからだ そもそも自分が今居候してる祖母(免許などというものは持ってない)からして通院や買い物となればバスのお世話になっている。そんなバス「様」にお世話になってい

        • 三者鼎立の極みの保守政党についてのメモ書き(1)

          その抽象的な名前から分かるように1945年の結党当初は内戦に勝利した早期講和派(西軍)と内戦で敗れ去った本土決戦派(東軍)との間の橋渡し役を目指した官製包括政党であった だからこそ漸進的改革を持論としていた近衛文麿が総裁に選ばれたのである。元々政界に未練がなかった米内光政はあっさりと近衛に政権を渡し五・一五事件以来久しく途絶えていた政党内閣が復活することになった 元来東西和平論者であった近衛は大政翼賛会以来の保守的な政治風土故に西軍政府への抵抗が激しかった九州地方を「大陸と

        衆院選接戦区考察(北海道ブロック)

          7月2日の政治的雑感(民進党分裂政局を振り返って)

          以前4期生の岩永峯一が短期間とはいえ島村の後継として農水相に選ばれたことを不思議に思ったことがあった。しかし冷静に考えてみれば福山哲郎が幹事長に選ばれたのも枝野とのパイプという代替可能な理由しかなかったので不思議である。前原や岡田との関係再構築を模索してきた福山を登用することで中立派のウイングを広げようとでも思っていたのだろうか。一方の希望の党に関しては前原が大島敦を登用したのは元々要職に起用するつもりだったので山尾の代わりとして最適だったという事情があるので明瞭では

          7月2日の政治的雑感(民進党分裂政局を振り返って)

          構想中の小説三点ほど

          三者鼎立の極み(日本が終戦の過程でイタリア内戦のような深刻な社会の分断に晒された世界)(俺ガイル×魔法科×リコリコ) 時は1943年11月、中野正剛事件によって欽定憲法を蹂躙した時の陸軍統制派率いる内閣に怒りを募らせていた昭和天皇の実弟高松宮宣仁親王は帝国議会指導者・海軍・そして陸軍の旧皇道派を糾合してクーデターを決行した クーデター自体は成功したものの昭和天皇が煮え切れない態度に終始したことや何より全国統制派と結託した国粋主義者が全国各地で暴徒化したことから「魔法師の統

          構想中の小説三点ほど