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【最終65位&80位】襷カウンターエスバ軸対面構築×攻めサイクル【ポケモン剣盾S7シングル】

自己紹介

はじめまして!TNキラ(@Dana_ignited)です。今回は剣盾シーズン7において、最終65位を達成し、感触の良いパーティが組めたので構築記事を書いていきます!また、ポケモン対戦初心者、中級者に向けた記事も書いているのでよかったらご覧下さい!(https://note.com/kitakai252/n/n1d4f46503e68)
本記事は前のシーズンで結果を残されている方のブログやパーティーを無断転載しているので、もし都合が悪い方がいれば、コメントしていただきたいです。

最終結果

TNキラ 最終65位

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TNシャナ 最終80位

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今回の記事では、パーティー完成までの流れ、各個体の解説、選出パターンについて書いていきます。

パーティー完成までの流れ

今回使用した構築は、シーズン4,5と自分が使用し、3桁を彷徨っていた以下のパーティーを、エースバーン解禁後の環境に合わせ調整し、作成しました。

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とりあえず、今シーズンエースバーンを使わない理由が見つからなかったので、エースバーンミラーに強い襷カウンターエースバーンをホルードの代わりに採用しました。また、珠エースバーンと、その対策のための電磁波、鬼火、身代わり持ちポケモンの増加により、欠伸カビゴンが使いにくくなったため、エースバーンにも対面不利を取らず、ゴリランダー+ミトムorドヒドイデといった並びに強い残飯カウンターヌメルゴンを採用し、パーティーが完成しました。(カビゴンを抜いたことによりパルシェンがかなり重くなりましたが、数がそこまで多くないと判断したため対策を切りました。)

今回の構築

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各個体解説

以後、HABCDS(HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)、最速(性格補正込み努力値252振り)、準速(努力値252振り)、+2(ランク2段階上昇)などの略語を使用します。また、本記事のポケモンは全て理想個体前提(31-31-31-x-31-31)or(31-×-31-31-31-31)とします。

エースバーン

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特性 リベロ
性格 ようき(S↑ C↓)
持ち物 気合いの襷
努力値 A252B4S252
技構成 
とびひざげり アイアンヘッド 
ふいうち カウンター

夢特性が解禁され環境を支配したウサギ。正直完全な受け構築以外はこのポケモン入れない理由がないと感じるくらいには強かったです。襷枠としてこのポケモンを使う1番のメリットは、カウンターをケアされにくいこと、バレていても択まで持ち込めることだと思っています。先発に出して無難に1体倒すもよし、後発で相手の物理ダイマエースに対してカウンターを決めて倒すもよしと、汎用性も高いです。炎技が入っていないことで、ナットレイと不毛な択をしたり、ギルガルドに勝てなくなるといったデメリットはありましたが、格闘技、鋼技、不意打ち、カウンターどれも抜くことが出来なかったので他のポケモンで対処する様にしていました。また、来シーズンからはポリゴン2が解禁するので、端数をBではなくDに振った方がいいと思います。

ヌメルゴン

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特性 そうしょく
性格 控えめ(C↑ A↓)
持ち物 食べ残し
努力値 H252B100C156
技構成 
りゅうのはどう アシッドボム
みがわり カウンター

シーズン7環境に刺っており、最終日に実況者のライバロリさんをボコボコにした神ポケ。ゴリランダー+ドヒドイデ、ロトム+カバルドンといった環境に多かった並びに有利を取ることができ、カウンターを持つことでエースバーン、ドリュウズといったエース枠も処理することが出来たため、選出出来るときはめちゃくちゃ強かったです。ゴリランダー対面はカウンター、ロトム対面はアシッドボムから入るとアドが取れます。炎技がないため、ナットレイ入りには選出出来ないことと、黒い霧持ちのドヒドイデは倒しきれないので裏にラプラスかヒヒダルマを選出する必要があることには気を付ける必要があります。調整意図は、珠エースバーンのダイジェットにカウンターを決めると確定1発で返せる耐久値(被ダメ156〜185)を確保し残りをCに振った感じです。また、構築によっては、カウンターを炎技に変えても強いと思います。

ヒヒダルマ

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特性 五里霧中
性格 陽気(S↑ C↓)
持ち物 拘り鉢巻
努力値 H4A252S252
技構成
つららおとし フレアドライブ
ばかぢから じしん

絶対的火力を持つ脳筋ゴリラ。一貫を取れるとほぼ1体必ず倒すことができるのでやはり強いです。HB特化のドヒドイデが増えてきて、地震を耐えられるケースもあるのですが、それでもドリュウズの上を取れていることで勝てる試合の方が多いと感じていたため陽気で使っていました。この構築では、相手のラストが物理エースの場合カウンターで切り返せるため、ばかぢからをドラパに透かされた後にダイマックスを切って無理やり突破したり、ゴリランダーやトゲキッスが地震を受けに来るタイミングでダイマックスを切り交換読みダイアイスを打つ事でイージーウィンする場面もありました。また、HDドヒドイデはA+3鉢巻つらら落としで落とせるため、ピクシー、アーマーガア+ドヒドイデの並びを崩す時にダイマックスを切るのも有効でした。

ミミッキュ

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特性 化けの皮
性格 意地っ張り(A↑ C↓)
持ち物 アッキのみ
努力値 H164A156B116D4S68
技構成
シャドークロー ドレインパンチ
かげうち つるぎのまい

Sライン調整のいたちごっこが続いているアッキミミッキュ。ミラーの時に先制で攻撃したいため、Sを最速バンギ抜きまで振って使っていました。実際、アッキミミッキュのミラーで抜かれたのは2,3回しかなかったためSにここまで割いたのは正解でした。しかし、その分ナットレイやカビゴンへのドレパンのダメージ量が怪しいため、ナットレイやカビゴンを見る枠として選出するのは危険です。ダイマックスを切った際はとにかく硬いので、相手のエースに対して死に出しして、剣舞→ダイウォール→ダイホロウと切り返す動きがとても強力でした。影うちの火力が低い代わりに、相手の攻撃を思わぬかたちで耐えたりするので、しっかりとダメージ計算をしてから技を選択する事を心がけた方が勝率が上がります。ダイフェアリーを打ちたい場面が多々あったのですが、シャドクロを入れないと対ミミッキュ性能が大きく落ちてしまうためじゃれつくは採用できませんでした。

ドラパルト

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特性 すりぬけ
性格 控えめ
持ち物 命の珠
努力値 B4C252S252
技構成
りゅうせいぐん シャドーボール
10まんボルト だいもんじ

絶妙に火力が足りない珠エース。眼鏡ドラパルトを使っていた際、ナット軸のサイクルパに守るを絡められると簡単にいなされてしまうこと、流星群を打った後にミミッキュの起点になってしまうこと、ダイマックス時に火力不足になる事の3点がネックだったため、それを解消するために珠で採用しました。特殊ドラパを使ったことのある方は分かると思うのですが、絶妙に火力が足りないため臆病での採用は出来ず基本控えめ一択です。このパーティーはコットンガード持ち、襷問わずエルフーンがほぼ100%選出されるため、相手にエルフーンがいる場合には必ず選出していました。また、相手のS+1最速弱保アーマーガアに抜かれて切り返されてしまう事が、控えめで採用した際かなりネックとなります。このパーティーは最速弱保アーマーガアがかなりキツいため悩みましたが、最終日含めてシーズン後半にあまり見かけなかったため仕方なく対策は切っていました。こいつも来シーズンからは、端数をBではなくDに振るべきです。

ラプラス

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特性 貯水
性格 控えめ
持ち物 弱点保険
努力値 H188B108C116D4S92
技構成
うたかたのアリア 10まんボルト
ぜったいれいど みがわり

どうやらかなり変わった技構成らしいラプラス。このラプラスに求めている役割は、相手のトゲキッス、ウォーグル、ドサイドンのダイマックスを切り返す事、モスノウのいない受けループに身代わり+零度で圧力をかける事、シャワーズ、ミロカロス、アシレーヌ、ギャラドスといった水タイプと打ち合う事の3点なので、こういった技構成になりました。ドヒド対面で身代わりを押すと、相手の有効打が完全になくなるので一方的に絶対零度を施行する事が出来ます。ミトム、ドラパあたりを考えると、身代わりの後にフリーズドライを打ちたい場面がかなりあるのですが、フリーズドライを採用してしまうとダイマックスでの打ち合いの際、相手の水タイプに有効打がなくなってしまうため採用できませんでした。絶対零度に関しては、1発しか打てない状況で当てるのは運勝ちだが、2回以上打てる状況を自分で作っているなら運勝ちではないという考えで使っていました。(もちろん絶体絶命の状況で1発当てした運勝ち試合も沢山ありましたが...)調整は、HBが襷ドリュの地震確定3発、CがH252クレベースがうたかたのアリアで確定2発になるラインまで振り、残りをSに振ったという形ですが、正直Sに振りすぎている気もするので、もう少しCに振った方が強いと思います。

選出パターン

最初に、各ポケモンの選出場面をざっくりと書きたいと思います。

エースバーン: 先発で出して数的有利をとる。or襷カウンター枠としてストッパーとして選出

ヌメルゴン:ミトム、ゴリランダー、カバルドン辺りのサイクルパにピンポイントで選出

ヒヒダルマ:受けループ、低速サイクルパ担当

ミミッキュ:ストッパー兼ダイマエース

ドラパルト:ナットレイ、エルフーン、アーマーガアの絡む対面パ、サイクルパに選出。

ラプラス:ドサイドン、高耐久水ポケ、飛行ポケがいる時に選出

この構築は有利対面から交代読みで技を打ったり、一貫性のある技を押していくことで相手に圧力をかける対面寄りの構築です。正直6体の選出率はほぼ同じで、ミミッキュ以外の5体を初手で選出する事があります。その中でもよく使う選出パターンを紹介します。

1.初手エースバーン+ミミッキュ+1
相手にカバルドン、ドヒドイデといった安定してエースバーンを受けれるポケモンがいない時にこの選出をします。エースバーンで数的有利を取った後に、ミミッキュをストッパーに残し、相手に刺さっているポケモンを出して数的有利を保ちつつ、相手にダイマックスを切らせてから切り返して勝つ選出です。この選出をする時は基本的に交代を使わないので相手のパーティーがサイクルや受け寄りの時はこのパターンは使いません。

2.ヌメルゴン+ラプラスorヒヒダルマ+1
この選出はゴリランダー+ドヒドイデ、ミトム+カバルドンといった並びが見えた時に使います。ヌメルゴン、ラプラスに対して基本ドヒドイデが毒毒で突っ張ってくるので、そこに身代わりを合わせてアドを稼ぎ、アシッドボムや絶対零度の試行回数を増やすことでサイクル有利を取っていきます。また、このパーティーは相手にミトムがいる場合高確率で初手に出てくるので、ヌメルゴンを出しアシッドボムを打つとアドが取れます。この選出は相手のドラパルトのケアが難しいので、選出段階でドラパルトがいる時は、3体目にミミッキュを出すようにしたほうがいいです。

3.ドラパルト+ラプラス+ミミッキュorエースバーン

この選出はナットレイやエルフーン、ウインディ、アーマーガアの入っているサイクルパに対して使います。相手のパーティーにナットレイやウインディが入っている時は初手ドラパルト、エルフーンやアーマーガアが入っている時は後発にドラパルトを選出するようにしていました。エルフーン入りの構築は序盤、中盤でダイマックスを切って詰めにくることが多いため、こちらも早めのタイミングでダイマックスを切ることを心がけていました。また、相手のエースがエースバーン、パッチラゴン、ドリュウズ等の物理ポケモンだった場合、先にダイマックスを切ってすかされたとしてもカウンターエースバーンで切り返す勝ち筋が残っているため、攻め時と感じた際は積極的にダイマックスを切ることを意識していました。

〜キツいポケモン〜

パルシェン
ダイマックスなしで打ち勝てるポケモンがこちらにいないので、ダイマックスを強要されかなり苦しい展開になります

最速弱保アーマーガア
S+1の状態の最速アーマーガアにドラパルトが抜かれているので、先に展開されると倒せるポケモンがいなくなります

この2体はとてもキツかったです。後は割となんとかなりました。

最後に

今期は中盤から2ロム上位をキープし続けることができ、自身初の最終2桁を達成出来たため、とても満足しています!切断バグがなくなり、気持ちよく成果を報告できるのが本当にありがたいです。シーズン8からは新ポケモンも参戦しまた環境が変わっていくと思いますが、また結果を出せるように頑張りたいと思います!

以下に中級者の方(最高レートが1700〜1900辺り)に向けて記事を書いていこうと思います。今回は、中盤以降に2桁、3桁上位にいけるパーティーの構成方法について書きたいと思っています!強い人のレンタルパを借りて、そこそこ勝てるようになり、自分に合う構築、戦法が分かってきた人向けの記事となります。私自身、一応時間を取れたシーズンは全て中盤二桁、最終日3桁には達しているので(最終順位爆死はありますが...)それなりに筋の通った考え方だと思っています。自分の考え方、軸の決め方等細かく書くので有料とさせていただきますが、気が向いたら読んでいただけると嬉しいです!
また、そもそもあまり勝てない、自分に合う構築が分からない人にはポケモン対戦で勝てるようになりたい中級者、初心者に向けてという記事も書いているので、そちらもよかったらご覧ください!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

※7/5追記: シーズン8序盤で私が使い、レート1800、序盤2桁を達成したパーティーのQRをおまけとして追加しました!割と使いやすい構築なので、気が向いたら見てみてください!

※7/12追記: パーティーを環境に合わせて少し調整しました!今シーズン3桁上位には組み込めるクオリティになったと思うので気が向いたら見てみてください。

S8序盤成績


7/11追記:パーティーを環境に合わせて少し調整しました!このパーティーはかなり強いと思うので参考にしてみてください!

購入していただき、誠にありがとうございます!

今回は上位にいくためのパーティーの構成方法ということで、以下の5つのテーマにそって解説していこうと思います。
1.環境把握
2.軸の決め方
3.多いポケモンの処理ルートは2つ以上又は、必ず選出させ、決まった処理をする
4.固定する4体or5体を決める
5.補完枠を探す

ある程度対戦数をこなせること、自力で4桁前半くらいまでこれることの二つが前提となりますが、これが実践できるだけで見せ合い時点でほぼ負け確といった状況はかなり減らせるようになると思います!

1.環境把握
新シーズンが始まった時に、まずは前シーズン上位の構築のポケモンと、新しく解禁されるポケモンの分析が必要です。上位の方のポケモンや解禁されるポケモンを分析する際には、
・型が現在何種類あるのか
・解禁されるポケモンで対策されないか
・多くの人が使いたくなる圧倒的強さはあるか
という3点に私は注目します。

今シーズン、夢特性のエースバーン解禁したときの分析メモを載せるので、参考にしてもらいたいです。

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全てこのように文字起こししているわけではないですが、使用率の高いポケモンに関してはきちんと考察してからパーティーを組むことを心がけています。後、ラムカビゴンやアッキミミッキュといった有名な調整のある型はきちんと把握し、自分で使うときにはS実数値を+1して使うだけでも、グンと勝率が上がるのでオススメです。全て載せるとキリがないので割愛させていただきますが、もし分析が気になるポケモンがいれば、Twitterの方までDMをいただければお答えします!

2.軸の決め方
パーティーの軸に関しては、使い慣れていて使用感の良いポケモンか、前のシーズンで結果を出した補完の取れた並びのどちらかにするのがオススメです。私は、使い慣れていた特殊ドラパルトを珠で使えば強いのではないかと考え軸にするところから今シーズンの構築を考えました。ただし、前シーズン結果を残した並びに全く強くなかったり、解禁される注目ポケモンに弱いポケモンはあまりオススメ出来ません。軸が決まらない時、わからない時は、結果を残したブログを沢山読んで、自分に合いそうなポケモンを探しましょう。個人的には、来シーズンは鉢巻orスカーフの一撃ウーラオス、HD輝石ポリゴン2、ハピナス、フルアタのアナライズジバコイルに注目しています。

3.多いポケモンの処理ルートは必ず2つ以上又は、必ず選出させ決まった処理をす
これが最も大切です!使用率の高いポケモンの処理ルートが1つだと、そのポケモンが相手のパーティに入っていた際に選出が絞られてしまい、選出時点での択を迫られたり、選出誘導をされてしまいます。正直、1回パーティーを組んで全て対応し切る事は難しいので、試運転をしながら少しずつ調整していくことになります。また、正直パーティーの6体で、環境にいる全てのポケモンを対策することは難しいので、何体かは対策を切らざるをえないと思います。その時には、実際に自分で対戦してみてあまり見かけないなと感じるポケモンの対策を薄くすることがオススメです。そのためには結局ある程度上位帯での対戦回数を増やす必要があるので、あんまりパーティーがしっくりこない時には、今まで自分が使ったことのある構築や前シーズン結果を残した構築を使って試行回数をこなしてから考える方がいいです。また、重いポケモンがいる場合でも、絶対に出てくるくらいに誘い、決まったパターンで倒せるようになれば、むしろ楽に勝てます。並びを変えずに同じ構築を使い続け、よく出されるポケモンに勝てるよう技や調整を少しずつ変えていくことで、重いポケモンを誘って倒す感覚は少しずつ身に付けられると思います。今シーズンの私のパーティーの使用率上位30までのポケモンに対する処理ルートを書くので、参考にして自分のパーティーに当てはめながら考えてみてください。

エースバーン・・・エースバーンとヌメルゴンのカウンターで対面処理、相手のダイマに死に出しでラプラス、ミミッキュを出して切り返せば高確率で勝てます(一部択)
ドラパルト・・・珠ドラパ、鉢巻ドラパはミミッキュ、ラプラスでダイマックスを切り合い処理、最速ドラパはヒヒダルマ、特殊ドラパや耐久振りの弱点保険ドラパは珠ドラパで見ていました。ただ、型が多すぎるので、若干運が絡むのは仕方ないと思います...
ミミッキュ・・・こちらのアッキミミッキュを対面させれば相手にダイマを切られなければ基本勝てます。また、アッキ以外の型はエースバーンのアイへでも対面処理します。皮させ削ってしまえばドラパ、ラプラスでも何とかなります。ミミッキュに不利対面した時には引き先がいないのでとりあえず皮さえ削れればOKという考え方で立ち回っていました
ドリュウズ・・・ドラパルト、ラプラス、エースバーンで勝てます。襷でなければヌメルゴンでも勝てます。こちらだけダイマックスが残っている状況ならば、アッキミミッキュも勝てます。
トゲキッス・・・どんな型でも基本ラプラスでなんとか出来る印象でした。相手が無振りの時限定ですが、ドラパのシャドボにトゲキッスを後出しされたときに、相手のダイマに合わせてダイサンダーを押すと一方的に打ち勝ててアド取れます。後はエースバーン、ミミッキュでも勝てます。
ロトム・・・ヌメルゴン対面を作ってアシッドボム押してると簡単に崩せる事が多かったです。またドラパ、ミミッキュでも処理可能です。一応ヒヒダルマのばかぢからでH振りロトムはワンパンですが、今期はHB振りやスカーフ持ちが多くて安定しないのであまりしていませんでした。
ギャラドス・・・ミミッキュ、ラプラスで止めます。対面からならドラパで処理可能です。また、少しリスキーですが相手の攻撃技に合わせてエースバーンのカウンターを合わせる勝ち筋もあります。
カビゴン・・・ヒヒダルマ、エースバーン、ヌメルゴンで処理できます。また、ドラパルトでダイマを切ればチョッキ以外のカビゴンには打ち勝てます。何故かヌメルゴンに後投げしてくるので、アシッドボムからの身代わりで簡単に処理してました。
ゴリランダー・・・ヌメルゴンが一番安定します。ドラパ、ミミッキュでも勝てますが、エースバーンは炎技を切っているので勝率5分くらいです。
カバルドン・・・ヒヒダルマとラプラスで処理していました。また、カビゴン同様ヌメルゴンに後投げしてくるのでアシッドボムからの身代わりで簡単に倒してました。ドラパルトでも勝てます。
ラプラス・・・身代わり持ちのラプラスで打ち合う事を心がけていました。また、ミミッキュで基本打ち勝てます。少し削れば、エースバーン、ドラパルトで勝てるようになります。
アシレーヌ・・・ヒヒダルマの地震で突破する事が一番多かったです。ラプラスは基本有利に処理できます。どうしようもない時はミミッキュで倒していました。
ナットレイ・・・ドラパルトとヒヒダルマで基本倒していました。状況によってはミミッキュやラプラスで勝てますが安定はしないです。
アーマーガア・・・基本ドラパルトでみます。積まれなければヒヒダルマで倒せます。また、ラプラスとアーマーガアの対面は五分五分の勝率だと思っています。正直アーマーガアに薄かったので、ドラパルトの選出を強要されていました。ただ、ドラパルトの汎用性が高いのでそこまで困る感じはしなかったです。
パッチラゴン・・・ミミッキュ、エースバーンが残っていれば基本勝てます。また相手は基本ダイマックス前提なので、ヒヒダルマやドラパルトと対面した時はつらら落とし、流星群を押すようにしていました。
ヒヒダルマ・・・ミミッキュ、エースバーンで勝てます。相手の技をうまく固定できればラプラスやドラパルトでも勝てますが、基本はエースバーン対面を作って不利対面を作らないように心がけていました。
ドヒドイデ・・・ヒヒダルマの地震でHDならワンパン、HBは9割持っていきます。また、毒を入れられてない状態で、ラプラス、ヌメルゴンと対面させれば身代わりをすれば相手の有効打が完全になくなり一方的に起点に出来ます。
オーロンゲ・・・ヒヒダルマ、エースバーンのどちらかで圧力をかけていました。正直どれだけ痺れないで動いてくれるか次第なところはありますが、確率できにはこちらに分のいい試合のはずです(無限に痺れて負けた事は何回もあります・・・)
バンギラス・・・ヒヒダルマ、エースバーン、ミミッキュで勝てます。サイクル戦になる事が多いので、ドラパルトのダイドラグーンやラプラスの泡沫圏内に相手が入った瞬間かなりこちらが有利になる事が多いです。
ギルガルド・・・襷ガルドには意外とヌメルゴンが勝てます。残飯や弱保ガルドにはヒヒダルマが通ります。どうしても処理できないときはミミッキュで倒します。また、少し削れればドラパルトで勝てます。エースバーンは炎技切っているので安定しません。
サザンドラ・・・ミミッキュ、エースバーンで勝てます。ラプラスは氷技を切っている関係上対面させると択が面倒です。また、基本ドラパルトで勝てますがスカーフが怖いので型分かるまでは不用意に対面させないようにしていました。
リザードン・・・出てくるときは大体初手キョダイマックスなので、ラプラスを合わせてこちらもダイマックスすることを心がけてました。困ったらミミッキュで処理、ヌメルゴンでダイマターンを枯らすのどちらかをしていました。
エルフーン・・・ドラパルトでみていました。こっちのパーティーの対策が薄いので絶対に出てきますが、絶対に出てくるので対処には困らなかったです。
ガオガエン・・・ドラパルト、ラプラス、ヒヒダルマで見る事が多かったです。1/3回復きのみ持ちが多いので、少し削ってから一気に倒し切る事を心がけていました。ミミッキュ、エースバーンでも勝てますが、捨てセリフや鬼火で起点を作られないことが大切なので、無理に突っ張ることはあまりしていませんでした。
ルカリオ・・・ドラパ、ミミッキュ、エースバーンでみていました。襷以外の型は正直そんな強くないので気にしなくてもいいですが、襷型はバレパン持ちはドラパ、神速持ちはエースバーンが負ける事があるので注意が必要です。
ニンフィア・・・エースバーン、ミミッキュ、ヒヒダルマでみていました。残飯願い事の型などはC+2のラプラスも受け切ってくるので、極力物理方面で崩す事を心がけていました。
オノノクス・・・ラプラス、エースバーン、ダイマミミッキュでみていました。竜の舞を一回されると一気に不利になるので、簡単に積ませない事を心がけていました。
ピクシー・・・ヒヒダルマとエースバーンでみていました。ただ、ラプラスの零度で突破せざるを得ない状況になってしまうことも何回かありました。
ホルード・・・エースバーン、ミミッキュ、ラプラスでみていました。基本スカーフか襷のどちらかなので、ドラパルト、ヒヒダルマとは対面させないように立ち回る事を心がけてました。

殆どのポケモンを2体以上のポケモンで倒せるようにしていたことが分かってもらえたかと思います。正直、こちらの手持ちの1体しか処理できないポケモンが相手のパーティーに2体以上いると、それだけでかなり不利です。極力、よくいるポケモンは2体以上でみれるようにした方が勝率はあがります。

4.固定する4体or5体を決める
基本的には、対戦が上手くなるまでは同じポケモンを使い続けたほうが早く上達します。しかし、6体全部固定してしまうと、環境の変化についていけなくなります。そのため、4体を固定して構築を考えていく事をオススメしています。元々使い慣れた構築がある方は、そこから特に選出率の高い4体、無い方は結果を残したパーティーをレンタルで数戦使い、使いやすいなと思ったポケモンを4体選び固定しましょう。そこから、残りの2体は何故あまり選出しないのか、選んだ4体ではどうしても勝てないポケモンは何なのかを考えることによって、代わりに入れる必要があるポケモンが見えてくると思います。今回の私の構築では、シーズン4,5で使い慣れていた特殊ドラパ、アッキミミッキュ、ヒヒダルマ、ラプラスにエースバーンを加えて固定していました。そうすると、ステロ+エースバーン、ミトム+カバルドン+エースバーンの並び、ゴリランダー+ドヒドイデといったポケモンの並びがきつい事が分かり、補完枠の1体に求められる役割が明確になりました。

5.補完枠を探す
パーティーの並びを固定して対戦数をこなすと、相手の並びを見たときに、このポケモンめちゃくちゃ重いなとか、この並び絶対に崩せないなといった事が分かってきます。それら全てを完璧に対策することは不可能なので、対策の優先順位をつける必要があります。私は、5〜10戦に一回見かけるなら対策必須、10〜30戦に1回見かけるくらいなら極力対策、40〜50戦に1回見かける場合は対策を切るのも検討、それ以上は事故といった感じで優先順位をつけています。補完枠を考える時は具体的な条件を出して考える事が大切です。例えば、私がヌメルゴンを採用した時には、草技を半減以下で抑える事ができ、ミトムに強く、欠伸、毒毒に耐性があり、エースバーンに対面不利を取らないポケモンという条件で補完枠を探していました。そんなポケモン見つからない、とか極力対策するべきポケモンが多過ぎて補完枠2体で対策し切れない、といった時は、固定している並びが環境に合っていないということなので、環境に合った並びを探すところからまた考え直すことになります。

この考えに沿ってS8序盤、中盤に私が作成したパーティーがこちらです。気が向いたら使ってみてください!

S8構築完成版

〜最後に〜

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!長く一部読みづらい文章になっていたかもしれませんが、私が持っているノウハウをしっかりと詰め込んだので、一部分だけでも参考にして、勝てる構築を組めるようになって頂けたら嬉しいです!上手く構築を作れるようになり、選出画面で相手のパーティーを見たときに勝ち筋が想像出来るようになってくれば、後はプレイングを磨く事で自然に上達していけると思います。この記事を読んでくださった方と上位で対戦できる事を楽しみにしています!機会があれば、別の記事の方も読んでいただけると幸いです。改めて、ご購入いただきありがとうございました!!

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