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お茶含有カフェインの質問についての回答

お茶含有カフェイン質問について
ヒト中枢神経系においてテアニンはカフェインの中枢神経興奮作用を抑制する可能性❣

カフェイン(caffeine)
カフェイン(英: caffeine)は、アルカロイドの1種であり、プリン環を持ったキサンチンと類似した構造を持った有機化合物の1つとしても知られる。ヒトなどに対して興奮作用を持ち、世界で最も広く使われている精神刺激薬である[10]。カフェインは、アデノシン受容体に拮抗することによって覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用を示す。 ウィキペディア(Wikipedia)より

茶の主な成分とその機能性
カフェインは、アルカロイドの一種で、中枢神経の興奮作用を示しますが、麻薬効果はなく、茶が世界中で古くから、愛飲されてきた最大の成分です。
 カフェインには、覚醒作用、強心作用、大脳の刺激、利尿作用などがあります。
日本茶業体制強化推進協議会より

緑茶の場合、中でもオーソドックスな煎茶は100mlあたり20mgのカフェインが含まれています。 お抹茶の場合は1杯(抹茶1.5g)あたり48mgです。 高級茶で知られる玉露は100mlあたり160mgと、なんとコーヒーよりも多くのカフェインが含まれていることには驚きです。

保健効果
カフェインの主な作用として、覚醒作用・利尿作用などが挙げられます。
カフェインは、脳の中枢神経に興奮的に作用(覚醒作用)するため、眠気を防いで知的作業能力を向上させたり運動能力を向上させたりする効果があります。また、カフェインを摂取して適度な運動を行うと、筋肉中の栄養源(ブドウ糖=グリコーゲン)よりも先に、脂肪をエネルギー源として利用する現象がみられ、持久力の向上に役立ちます。さらに、お茶は二日酔いにも効果があるといわれますが、これもカフェインの働きによってアルコールの代謝が高められるためです。
また、歴史的にみて人類がお茶を嗜好飲料として飲むようになったのは、カフェインの作用によって気分が爽快になるためだと考えられています。

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テアニン

ヒト中枢神経系においてテアニンはカフェインの中枢神経興奮作用を抑制する可能性が明らかとなりました。さらに、テアニン摂取により、カフェインによる睡眠障害の抑制の軽減が期待できると思われます。 伊藤園研究結果より引用https://www.itoen.co.jp/news/detail/id=24188

高級緑茶のカフェインは、テアニンの効果が期待できるために、カフェインを怖がることは無いようです。飲み過ぎはどのようなものでもよいとは言えませんが、自分に合った、飲み方を工夫してみましょう。健康緑茶を飲みましょう。 喜多重左衛門 記

宇治茶師の末裔です。私も緑茶の広報を世界に発信しています。喫茶道・喜多重左衛門として、日本人の身近にある緑茶の偉大なる効能を再発見中です。地球にも優しい有機宇治抹茶を推奨しています。よろしくお願いします。