見出し画像

2021年を振り、喜多重左衛門の健康の源は、やはり緑茶、とくに抹茶でした。

薬の話48 お茶の健康パワーより引用

お茶と人とのかかわりは、おそらく数千年、いやそれよりも前にさかのぼると思われます。中国最古の薬物書『神農本草』に、茶の薬効がはじめて書かれました。神農とは中国の伝説上の神で、一日100草を摘んでなめ、72の毒にあたったが、茶を飲んで毒を消したといいます
現代では、お茶のもつ成分とその効能が明らかになっています(下表)。お茶の主成分はカテキンとビタミンC、カフェインです。よく聞くカテキンとは、ツバ キ科の植物の葉に含まれる渋みの成分で、ポリフェノールまたはタンニンと呼ばれます。昔から、細菌による腐敗を防ぐ防腐剤として使われ、コレラ菌とカテキ ンを混ぜるとコレラ菌が死滅するという報告があります


緑茶のなかのカテキンと他の成分との相互作用で、最近、お茶の「制がん効果」「腸管出血性大腸菌O-157への抗菌効果」「アルツハイマー病予防効果」 「老化予防」「ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)の徐菌効果」などの多くの研究がされています。今後の研究に期待したいところです。
いまのところ、薬としての効果よりも、健康を保つために飲むことをおすすめします。

お茶の成分
効   能

カテキン類
(茶の渋み)
抗酸化性、制がん性、消臭性、抗菌性、コレステロールバランス調整、動脈硬化抑制、脂肪吸収抑制
フラボノール 血栓形成抑制、白内障抑制、がん細胞増殖抑制、消臭作用
カフェイン 覚醒作用、大脳刺激作用、利尿作用
サポニン 去痰作用、消炎作用
γ-アミノ酪酸 血圧降下作用、脳代謝促進作用
ビタミンC 抗壊血病性
ビタミンE 抗酸化作用、コレステロールバランス調整、動脈硬化抑制
フッ素 虫歯予防
亜鉛 幼児の発育促進、味覚機能向上
資料:農林水産省野菜・茶業試験場茶利用加工部

現在抹茶の研究がさらに進んでいます。この文面でお伝えした緑茶は、茶葉の抽出物のことですが、抹茶は粉末の茶と書きます。

画像1

すべての茶葉をすりつぶして、微粉末にしてあります。この抹茶をさらに、日常的に使いやすくしたのが、OMGT BEYOND MATCHAです。暖かいミルクを混ぜてもすぐに、抹茶ラテができる優れものです。なので、気軽に健康を保つドリンクとして重宝されています。                     喜多重左衛門

宇治茶師の末裔です。私も緑茶の広報を世界に発信しています。喫茶道・喜多重左衛門として、日本人の身近にある緑茶の偉大なる効能を再発見中です。地球にも優しい有機宇治抹茶を推奨しています。よろしくお願いします。