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冷え性改善効果をお茶の成分L-テアニンに期待!

東洋医学では緑茶の性が「涼」であるから緑茶は体を冷やすから、体に悪いとまで言われているようです。どこに根拠があるのでしょうか?カフェインが悪いのでしょうか?

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喜多重左衛門は、高級緑茶の成分テアニンにL-テアニンの冷え性改善効果があることを身をもって体験しています。

「カフェインの身体への作用は3つあります。

1つめは、脳に対する作用です。脳を興奮させ精神を亢進させることで眠気と疲労感を除去します。

2つめは、血管に対する作用です。筋肉の血管を拡張させます。3つめは、腎臓に対する作用です。血管拡張で腎血流増加とともにナトリウムなどの再吸収を抑えます。

この3番目の作用が、利尿作用に関係します。緑茶の成分カフェインが腎臓で行われる体内への水分の再吸収を抑制することが明らかになっています。

その結果、本来は体内に戻るはずだった水分が再吸収されずに排泄されるため、尿の生成量が増え、排尿の量や回数が増加するのです。尿の排泄後には、ぶるぶると震える(正式名称、シバリング(shivering)といいます)体の内部の温度は37℃です。

体の震え中年

『 排尿後、震えてしまうのは体温より高い尿を体の外に出すことで体温が急激に下がります。筋肉を動かして体温を上げようとするからといわれています。急に寒い外に出た時に顎がガチガチ震えるのと同じ原理です。

シバリングが、体を冷やすと勘違いされているのでしょうか⁈

緑茶には、ポリフェノールの抗炎症作用や殺菌作用、血圧を下げる効果などを「涼」の作用と言っています。
なので、緑茶を飲んで一服したところで、正常範囲よりも体温を下げる効果はありません。
日常の食べ物を常識の範囲で摂取するくらいで、体温中枢をコントロールし人体の恒常性を乱すような薬理作用がある訳はないのです。

と言うわけで、「緑茶が身体を冷やす」と言うのはちょっと誤解されてる部分があります。「身体が冷えるから緑茶は飲まない」というのは間違いなのです。

逆に冷え性の方は、高級茶―有機宇治抹茶を積極的に飲んで、イライラや、冷え性改善に役立てればよいと思います。喜多重左衛門


宇治茶師の末裔です。私も緑茶の広報を世界に発信しています。喫茶道・喜多重左衛門として、日本人の身近にある緑茶の偉大なる効能を再発見中です。地球にも優しい有機宇治抹茶を推奨しています。よろしくお願いします。