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20210208 銅鍋でのゆで方を応用してOMGT BEYOND MATCHAを加工

上記の写真は、抹茶粉末と宇治抹茶ペーストを使った食パンの比較です。社会福祉法人福祥福祉会「パン de Rainbow」にご協力いただきました。
宇治抹茶ペーストBEYOND MATCHAを入れたパンは、焼いても変色しません。

*緑色が変化しない理由
・葉緑素は、通常の場合、光や熱などで化学反応を起こし、褐色に変色してしまいます。けれども、銅鍋で茹でたほうれん草が鮮やかな緑色になるのと同じで、銅鍋を使うと、銅イオンが葉緑素とくっついて緑色が退色しないのです。宇治抹茶ペーストBEYOND MATCHAは、この原理を使い特殊技術で加工しています。

☮銅の抗菌効果
・銅には、インフルエンザ・ウイルスなどの細菌類を死滅させる抗菌性能があるといわれています。
「1893年、スイスの植物学者フォン・ネーゲリーが、当時では分析できないほどのわずかな量の銅イオンが水に混ざるだけで、アオミドロという藻の一種を死滅させることを発見しました。このように、ごく低い濃度の金属イオンが溶け出した液体の中で微生物や藻類などが死滅する働きは、当時の呼び方でオリゴディナミーといいました。いまでは一般的に『微量金属作用』と呼ばれています」一般社団法人日本銅センター「銅の超抗菌性能」http://www.jcda.or.jp/feature/tabid/88/Default.aspx

銅壺

・「昔から『銅壷の水は腐らない』といわれているように、銅の表面は常に殺菌作用で無菌の状態が続き、銅の器の中に入れた水は何年経っても腐らないといわれています」日本イオン株式会社「銅の安全性・銅の効用」http://www.ion-net.co.jp/anzen.html.

・銅による微生物の不活性化については、下記参照。
岸田、島崎、小坂、小管、秋葉、林(2013)「銅を用いた水中の微生物の不活化技術の現状と課題」『日本公衆衛生雑誌』60巻9号https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/60/9/60_12-085/_pdf/-char/ja  

OMGT LLC 代表社員 大塩まゆみ 記



宇治茶師の末裔です。私も緑茶の広報を世界に発信しています。喫茶道・喜多重左衛門として、日本人の身近にある緑茶の偉大なる効能を再発見中です。地球にも優しい有機宇治抹茶を推奨しています。よろしくお願いします。