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NO1122いまさら聞けないテアニン(L-Theanine)とは❓

茶に多量に含まれるアミノ酸の1種で、グルタミンのアミドの部分の相手が、アンモニアからエチルアミンに変わった化合物である。グルタミン酸の側鎖のカルボキシ基に、エチルアミンのアミノ基が脱水縮合した化合物とも説明できる。

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テアニンを含む植物 

所在

テアニンは植物の中でもチャノキ(Camellia sinensis)とそのごく近縁種、そしてキノコ(菌類)の1種であるニセイロガワリ(Boletus badius)【オーストリア連邦保健省(BMG)、国産の野生きのこにおける放射能について公表】にしか見つかっていないアミノ酸であり[1][注釈 1]、茶の旨味成分の1つである。テアニンは乾燥茶葉中に1%から2%程度含まれ、特に上級な緑茶に多く含まれている。また、テアニンは茶の等級に関わらず、全遊離アミノ酸の約半量を占めている。テアニンは茶葉が含有する窒素の過半を占めており、チャノキが、吸収したアンモニア態窒素を植物体にとって安全な形態にして、蓄積するために合成している物質と考えられている。茶でテアニンは根で生成され、幹を経由して葉に蓄えられる。テアニンに太陽光が当たるとカテキンに変化する。特にテアニンを多く含有する玉露の原料となる茶葉は、収穫の前(最低2週間程度)日光を遮る被覆を施される。これにより、煎茶の旨味の原因とされるテアニンなどのアミノ酸が増加し、逆に渋みの原因とされるカテキン類(いわゆるタンニン)が減少する[2](例・玉露、碾茶、抹茶)。


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体内動態・生理作用

テアニンは、経口摂取すると小腸からアミノ酸トランスポーターに乗り吸収され[3]、さらに血液脳関門を通過できるため、脳へ直接入ることが可能であり[4]、さらに、精神に影響を与える作用が認められる[5]。また、脳以外でも生理作用を発揮する。加えて「薬物相互作用の節」にあるように、脳でも末梢でも、薬物相互作用が起こることが知られている。

研究
テアニンは、免疫系へも影響を与える可能性が示唆されており、テアニンはガンマ・デルタT細胞の防衛機能を増強することで、感染に対する生体の免疫反応を助けるかもしれない。この研究は、被験者は4週間にわたって毎日600 mLのコーヒーまたはお茶を飲むものである。結果、血液の分析では抗菌タンパク質の産生はお茶を飲む群のほうが5倍高まっており、より高い免疫反応を示すものであった。

この希少なアミノ酸を摂取するには、天然キノコを見つけるよりは、高級宇治抹茶、しかも、有機宇治抹茶をいただく方法が一番ベストのようである。キノコは、放射能汚染も考えられ。

喜多重左衛門では、お勧めする宇治有機抹茶の農薬試験、および放射能汚染の検査をパスしたものを推奨をしています。世界初のテアニンの発見は被覆栽培茶園の玉露から発見されました。1950(昭和25)年、お茶に含まれるテアニンが京都茶業研究所所長の酒戸先生によって発見されました。 つまり、アミノ酸含量が意識されるようになったのは、1950年代以降ということになります。

この厄介なコロナ禍で、マスクは、しているかしていないかで、日本の礼儀良さが現れていて、日本人の心づかいが感じられます。

私はひねくれているかもしれませんが、本来は、自己責任において、いかに、ウイルスに対する、免疫力を日ごろの自己の生活習慣で、守り抜くかが、重要であると思うのです。初期のコロナ禍において、いわれていたのは、免疫力をアップして自己防衛しましょうという取り組みであったように記憶をします。

例えば、集団食中毒においても食中毒になる人もそうでない人も、同じ食事をしてもその差は出ます。

日頃から腸活をして、備えあれば、おかしいと思えば、渋いお茶を飲んでその食中毒を回避してきた日本人の生活習慣が確実に存在します。日本人ほど、生魚や、生肉を食す国民は、まれであります。ワサビや、濃い緑茶のカテキンの効果を知っているからです。

今回テアニンを取り上げて、投稿をしていますが、植物由来のテアニンの効果は素晴らしく、腸が元気であれば十分にテアニン、カテキンを体や悩に吸収できます。そして、スーパーカテキン、テアニンヒュウーマンになりましょう。喜多重左衛門



宇治茶師の末裔です。私も緑茶の広報を世界に発信しています。喫茶道・喜多重左衛門として、日本人の身近にある緑茶の偉大なる効能を再発見中です。地球にも優しい有機宇治抹茶を推奨しています。よろしくお願いします。