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日本に住んでいて知らなきゃソンをするお茶のこと。10の秘密項目お茶の効用を科学する。

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3-3 体脂肪を低下させる 血中中性脂肪上昇抑制作用

摂取した脂肪は、膵臓から分泌される消化酵 素(リパーゼ)によって分解され、小腸から吸 収され血管に入ります。このため、食 後に血中の中性脂肪が一時的に上昇し、その後 代謝されます。しかし、代謝異常等により血中 の中性脂肪が高い値を持続すると体脂肪や内臓 脂肪が蓄積して肥満の原因になることが知られ ています。

肥満は、

心筋梗塞や脳梗塞などの様々 な病気の危険因子となります。 

 動物実験により、緑茶に多く含まれるエピガ ロカテキンガレートなどのガレート型カテキン の投与では、血中の中性脂肪の上昇が抑えら れることがわかりました(J. Nutr., 135, 155, 2005.)。これは、膵臓から分泌されるリパー ゼの活性が抑えられて、脂肪の分解が緩やかに なったためと考えられます。化学記号 EGCgカテキン

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EGCgカテキンは緑茶の中で最も渋い成分です。80℃以上の熱湯で抽出ができやすい成分です。

体脂肪低下作用

BMIが高めの人に、ガレート型カテキン90% 以上の茶カテキン215.3mgを含む飲料を1日 2本、食事の際に1本、12週間にわたり毎日 飲んでもらったところ、4週目から12週目ま で、BMIおよび体重が初期の値および対照群の 値に比べて低下しました。体脂肪や内臓脂肪も 12週目に低下しました(図2)。これは、ガレ ート型カテキンの作用により食後の血液中の中 性脂肪の上昇が抑えられたことが一つの要因と 考えられます。  なお、BMIは体重(Kg)÷(身長(m))2で計算 される値で、肥満度の指標です。(㈱伊藤園生産本部担当部長 角田隆巳)

以上のようなの見方があります。三日坊主ではだめですよ。飲み始めは確かな手ごたえがあると思います。でも食事生活は、一生続きます。意識して食生活を自分自身で見つけなければなりません。それは、個人個人の遺伝子が違うからです。おおざっぱには、日本人の遺伝子を所持していれば日本人の生活習慣に習えばよいでしょうが、人それぞれ環境も違います。1000年以上も引き継ぎ飲まれてきたお茶は、日本人にとって、、非常に良いものだと感じています。緑茶の成分は、カテキンだけではありません。テアニンやビタミン他の成分の力がありますので、私の調べた記録を見直してください。きっと良い効能が実験データーであると思います。喜多重左衛門


宇治茶師の末裔です。私も緑茶の広報を世界に発信しています。喫茶道・喜多重左衛門として、日本人の身近にある緑茶の偉大なる効能を再発見中です。地球にも優しい有機宇治抹茶を推奨しています。よろしくお願いします。