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日本に住んでいて知らなきゃソンをするお茶のこと。10の秘密.お茶の効用を科学する。

3-5 脳卒中を防ぐ


脳卒中は介護が必要となった原因の第1位

 脳卒中とは、脳の血管が詰まったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血、くも膜下出血)するこ とにより、脳内の細胞の一部が壊死したり、働きが悪くなってしまい、手足の麻痺や意識障害 などの神経症状があらわれた状態をいいます。脳卒中は、かつては死因の第1位でしたが、治 療法の進歩や血圧の管理により死亡数は減っており、現在では、悪性新生物(がん)、心疾患 に次いで、第3位となっています。しかし、脳卒中の患者数は、高齢化に伴い、今後も増加す ることが予測されています。  脳卒中の特徴は、後遺症として身体機能障害や精神機能障害が残ることで、介護が必要とな った原因の第1位となっています。すなわち、脳卒中になると、患者さんはもちろんのこと、 その家族にとっても、大きな負担がかかることにつながりますので、その予防や脳卒中発症時 の脳障害を軽減することはとても重要です。

緑茶カテキンの脳卒中予防効果
遺伝的に高血圧を発症して、その後、脳出血を起こす実験動物モデルである脳卒中易発症性 高血圧自然発症ラットに、緑茶より抽出した茶カテキン(ポリフェノンEⓇ、エピガロカテキ ンガレート58.4%含有)の0.5%水溶液を若い頃から飲ませると、水を飲ませたラットに比べ て血圧の上昇が穏やかとなり、脳出血が起こりにくくなることが明らかとなりました。また、 茶カテキン製品であるポリフェノンEの0.5%水溶液を5日間飲ませたラットを用いて、一時 的に脳血流を止めて実験的な脳梗塞を起こさせた場合においても、水だけを飲ませたラットに 比べて、脳障害の程度が小さく、神経症状も軽くなることがわかりました。  これらの茶カテキンによる脳卒中予防効果・脳障害軽減効果は、茶カテキンがもつ、血圧を 上昇させるホルモンの生成を抑える作用や、脳卒中が起きたときに生成される活性酸素を除去 する作用が関係していると考えられます。(近畿大学医学部講師 田渕正樹)

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私のnoteの記事を見られておられる方ならわかると思うのですが、私は脳障害を起こしてから、突如として意識がなくなり、約3ヶ月の危篤から蘇ったのですが、その後私が常用していたお茶を飲む習慣が功を発したのか、脳の曇り、はっきりとしない意識も現在では、良くなったと自覚をしています。

緑茶の脳障害軽減効果のおかげだと実感しています。

そして何より自力で歩けるようになったのは非常にうれしいです。こうして元気になったので、私は宇治緑茶のおかげだと感謝をして緑茶を調べ、皆さまにお伝えしております。喜多重左衛門


宇治茶師の末裔です。私も緑茶の広報を世界に発信しています。喫茶道・喜多重左衛門として、日本人の身近にある緑茶の偉大なる効能を再発見中です。地球にも優しい有機宇治抹茶を推奨しています。よろしくお願いします。