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【Vol.04】 住宅営業のための『扶養っていくらまで?と聞かれたら』

予算を上げるための3つのライフプラン改善。
今回は「奥様が働き、世帯収入をあげる」ときの話です。

こんなことを聞かれたことありませんか?
「扶養内で働きたい。いくらまでの年収なら大丈夫?」
どの様に回答していますか?

テキトーに「100万くらいですかね」とか、
「いま調べますね!…ちょっとわかんないです!」とか。。

これでは信頼は得られそうにありません。
お金に詳しい印象を与えるには「正確に回答すること」が必要です。

なので以下にまとめてみました!

ちなみに
大事なことですが、

【「扶養内」という概念はありません!!】

なのでお客様に「扶養内で働きたい」と言われたら、
「実は扶養内という概念はありません。収入額によって段階的に変わるものが4つあるんですが聞いたことありますか?」
とプロ感を出せると良いかもです。


では4つの基準をご説明します。

①住民税が課税
 額面収入 100万円超

②所得税が課税
 額面収入 103万円超

③社会保険の自己負担
 額面収入 106万円超もしくは130万円超
※奥様の勤務先の規模などによって変わる
 従業員数101人以上 : 106万円超
 従業員数100人以下 : 130万円超

→2024年10月から以下の様に制度改正されます!
 従業員数 51人以上 : 106万円超
 従業員数 50人以下 : 130万円超

④配偶者控除・配偶者特別控除
 額面収入 150万円以下 : 満額控除(=38万円所得控除)
 額面収入 150万円超〜201万円以下 : 段階的に控除額減
 額面収入 201万円超 : 控除ゼロ

※2018年に改正された内容
※ご主人の年収によって所得控除額が引き下がる場合あり

影響が大きいのは「③社会保険」と「④配偶者控除・配偶者特別控除」ですので、この金額を抑えておくと良いです。

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