世界一の父
2年生 Hさん
佼成9月号を拝読して、私の家族のことを言われているように感じました。ご法話の中のお言葉は私たち家族が経験したからこそ、その通りだなと当時を思い浮かべ、何も言葉が出ませんでした。父が片目を失明し、お金の問題がまとわりつく経験をしてきました。もしあの時、足りないことに目を向けずに少しでもあるものに目を向けることができていればと思いました。
自教会のブログに父が自ら立候補し代表で書いたと聞きました。その内容を読んで、私は父の心の内を初めて知ることができ、とても心が動きました。父のブログの中の言葉に「こんな体にならなければもっと自由が手にできていただろう」という言葉がありました。この言葉に含まれている意味を聞いて私のお父さんは世界一やさしいお父さんだと思いました。こんなにかっこいい父がいてくれるという大きすぎる幸せに早く気づくことができなかったことを後悔しました。早く自立してたくさんたくさん恩返しをしたいという思いから芳澍に入り、今は自分の夢を叶え就職させていただくお手配をいただきました。父と母の子供に生んでいただいたこと、学校にも通わせてもらい、たくさんの心の財産となるものを頂けて、こんなにも最高な人生は無いなと思います。今私のそばにいて下さる方を大切に、そのことがどれだけ幸せな事なのかを感じながら、これからも日々精進させていただきます。
会長先生ご法話はこちらからご覧ください。
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