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vol.13 絵本が教えてくれたこどもの世界

モギ―

 モンゴル出身の私は、13年前日本に来ました。
その後、モンゴル出身の主人と出会い、結婚し、長女と長男が生まれ、保育園に通わせながら仕事を続けていました。

 息子が2歳のときに、時間の余裕が出来たので、子どもに絵本を読んであげようと思い、近くにある図書館に通うようになりました。
 最初は、子どもがどんな本が好きなのかが分からず、絵本を選ぶのに苦労しました。毎週違う絵本を3冊借りていましたが、子どもが気に入ると、何度も読んでほしいと言われ、2週間も読み続けることがありました。反対に1回読むだけで飽きてしまうものもありました。

 絵本を読み聞かせる時間を通して、子どもは何が好きなのか、どういう時に笑うのかといった新しい発見がたくさんあり、子どものことをより知っていきました。子どもと話す話題も増え、絵本は子どもの感情を豊かにしてくれることを実感しました。
子どもの好みが分かってくると、絵本を探す時間は、私にとって楽しい時間になりました。

 3年前、家族でモンゴルに帰ってきました。モンゴルに帰ってきてからも、絵本の読み聞かせを続けようと思い、図書館を探しましたが、絵本が借りられる図書館がなくて、少しがっかりしました。本屋で買う絵本は、高価でたくさんは買えないけど、買った絵本は何度も繰り返し読んでいます。

 いつかモンゴルでも絵本が借りられる図書館が出来ると良いなと夢見ながら、絵本の大切さが分かったあの時のことを思い出して、なるべく絵本を読む時間を持つように頑張っています。


>>偶数月2日10:00~10:40 Zoom開催<<

えほんのよみきかせやフリートークの楽しい時間
お子さんと一緒に
おとなだけでの参加ももちろん大歓迎
一緒に絵本の時間を楽しみましょう!


えほんのはらっぱ(読み聞かせ)に参加する





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