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相手を思いやる大切さ

2年生 Fさん

前期は忙しい日々が続き、自分を見つめる時間もなく、淡々と時が過ぎて行きました。体に心が追い付かない日が多々ありますが、同期や後輩に八つ当たりするのは凄く嫌なので、たまに自分なりの気分転換を探して安定を保っているつもりでした。つもりだったので、気づいたら電話越しの母親に激しく八つ当たりしていました。もちろん母親には「その態度やめなさい」と怒られました。怒られて初めて「あっ今の自分やばい」と気づきました。私は自分の知らないところで人を傷つけたり、嫌な気持ちにさせたりしてるんだなと情けない気持ちと反省の気持ちでいっぱいになりました。家族や同期、後輩は距離が近いからこそ、お互いに多少なりとは気を遣わなければいけないと思います。お互いが気持ちよく生活ができるからこそ家や寮が安心できる場所になるんだと思います。分かっていても家族に強く当たってしまう自分や、みんなに見返りを求めてしまったり、みんなの大切な個性をすべて受け入れられない私には、本当にまだまだ智慧が足りないなとつくづく感じました。

優しいねと言って頂けるときもあり、嬉しいですが、私は本当に頑固で自己中な性格なので、家族の前では言いたい放題やりたい放題反抗し放題で迷惑をかけました。だから今、大きな修行すべき出来事が目の前にあらわれたんだと思います。逃げずに向き合おうと思っていますがまだ、それを背負える自信はないです。

芳澍は沢山の様々な栄養を蓄えられる場所だと思うので、好奇心全開で頑張りたいと思います。そして、心に体が追い付かないけど頑張っている人がいる中で、体調崩さず健康で学校に通えることに感謝し、一人でも多くの人の心の支えになれる人になれるよう精進いたします。

会長先生ご法話はこちらからご覧ください。

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