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久しぶりの、帰省旅の記録

ほぼ1年ぶりに、実家に帰省していた。

今年は、帰ることがかなわないかもと感じていた数ヶ月。
少ない日数の中で家族と再会できて、とてもいい時間だった。

数年前までは、頻繁に電話をくれていた父は
すっかり耳が悪くなっていて
この頃は電話で話す機会が減っているため
直接会って話せたことがうれしかった。

男兄弟の中に育ったためか
母とは一番話をするが
過去の思い出から今、将来までの話題も
たっぷりと考えを交わしてきた。

そして夫と暮らす家に帰宅すれば
夫とも、いろんな話をした、今日の午後だった。

どちらの時間も
大切な人との、かけがえのない時間。

行き来するときに、必ずわいてくるのは
お互いに対して(実家と夫に対して)
「あと何度、共に過ごせるだろうか」
というぼんやりした問い。

今年はとくに、
大切な人とともに、
温度や空気を感じられる空間を
求めて過ごしてきた気がしている。

今回は、これまでに感じていた気持ちとはちがって
お互いを思いやる、いつもの言動の向こう側も
たくさん受け取れた帰省だった。

腹が立ったり、許せないことが多かった、
若かりし頃。

40代半ばになって、
これまでの思いを越えた何かをもらえた旅だった。

今年もあと2ヶ月。
また前進していこう。

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