年月が経って、昔もらった言葉の意味が変化した話
二十歳になるかならないかの頃、ある大人から
「あんたは、左うちわで暮らせるようには、絶対なれん」
と断言されて
憤りと悔しさと・・・いろんな気持ちがごちゃ混ぜで
なんとも言えない気持ちでいっぱいになった経験がある。
若くて世間知らず、未熟者な私は(今もそんなとこあるけど)
左うちわ、とまでいかなくても
「絶対がんばって、(いわゆる)成功者になってやる~!」
と意気込んで
辛抱や苦しいことも飲み込んで
がんばって乗り越えてきたつもり。
あれから年数がたって、現在。
世の中で話題にあがっている、
いわゆる「左うちわ」と思われる立場の人?の
なんと残念なニュースが多いことか・・・
左うちわ、ろくなことないやん・・・
何を、どこを、あおいでんねん!あほらしい。
今の自分、めちゃくちゃ幸せだ。
先に言われたセリフを聞いた当時は
「バカにされた」「なめられた」
という気持ちを強く抱いたんだけど笑
今思うと
私自身が、正直でまじめすぎる(自分で言うか!笑)から
だまされたり、変なことに巻き込まれたりして
変なところに行くなって心配してくれていたのかもしれないなって思うのだ(おめでたいかもしれんけど)。
そのセリフを私に言った人の意図は
不明なままだけど
今となっては、感謝しかないなあ。
左うちわなんかより
全身全霊で(いや、無理はできないが)
やれることを、丁寧に誠実にやっていこう。
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