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病気やけがは辛い経験だけど、前進のチャンスにもなり得る。

数年前のことだけれど
私は脳腫瘍(髄膜腫)になった経験があって
寒いときや体調によっては
今も傷あとが、ピリピリする日がある。

ありがたいことに、
それ以外は自由な体である。

たまに誰かとの会話で「頭を切った経験談」を話すと
みなさん優しくて、
「大変でしたね」「辛かったでしょう」と
悲痛な気持ちで反応してくださることも多いのだけれど

このおかげで自分と向き合う時間ができて
見つめ直すことができたし
今の自分になるきっかけになったのです
と話をすると

「決して悪いできごとではなかったのですね」と
驚かれることがある。

でも、本当にそうで。

病気したり、療養することそのものは、
決して「いい」ものとは言えない。
(普段の生活がストップする苦しさや、その後の経済生活が変わることなど、不利益も実際に経験している)

だけど、あくまで私にとっては、ということだけれど
辛かったことを手放して、
新しいステージに向かうきっかけとなったのだ。

仕事や、パートナー、家族との関係とか
今の生活にあるすべてのものとの関わり方とかね。

病気やけがの事実を、どう受け止めるか。
それをどう扱うかは、自分で決められる。

それは、大変な経験をわざわざしなくても
日常でもいえること。

たとえば、
目の前にある事実や情報に
振り回されるのか、自分で扱い方を決めるのかは
自分で決めることができる。

今日の雨で、もう散ってしまうかな。。

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