守りたいもの、失いたくないものを思ってたどり着いたところ。
実家の母と電話で話した。
声だけは気丈な彼女だけど、
住むところの隣町で起こっていることとはいえ
自分の身近にある空気の変化に少し不安を感じ
楽しみにしていた姉たちとの旅が延期になったことも加わったのか
連日のメディアからの情報に、さすがに気が滅入っているようだった。
母の世代だけではなくて。
いろんな人にとってもおんなじだろうなと思った。
守りたいもの、失いたくないものがある。
見えないものへの不安や恐怖
何かが起きたときに誰かにかけるかもしれない
プレッシャーやストレス
今あるものを失うかもしれない怖さで
体も心もヘトヘトだ。
こういうとき、 どんな人とともにありたいだろう?
そんな問いが浮かんだ。
「君のために言っている」
「言うとおりにしないと、大変なことになるぞ」
一見こちらのために言っている風に見せかけて
自分を守ることに必死な人よりも
「何かあったときは私が全力で対応するから、安心していいよ」
「どんな細かいことでもいいから、気になることがあれば話してほしい」
「大丈夫、誰もあなたを責めないから」
まっすぐに向き合ってくれる人とつながっていたい。
私にとっては
ともに前進したい理想のリーダーも
こういう人だな、と。
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