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私たちは、それぞれが生きてきた世界から、ものを見ている。
私は、これまで生きてきた世界で積んできた経験をもって、
あなたと、あなたの生きる世界とかかわっている。
だから、もしかしたら、
あなたの求めているものは、
私のふるまいの中にないのかもしれないし
私が面白いと思うことも、
伝わらないかもしれない。
それでも、
私は私の中にあるものすべてをもって
あなたと精一杯かかわるだけ。
逆にあなたも、
私やほかの誰かとかかわるとき
あなたが生きてきた世界で得てきた
経験や知識、感情で
入ってくる情報を判断し、受取り、反応・行動する。
お互いに、そうしているのだ。
そこにはきっと、
お互いを責めない、
穏やかで優しい空気があって
受け止め、認めあえる関係が
築かれていくのではないかしら。
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