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TRY&NOTICE

モヤモヤするお誘いを断れない自分を変えようじゃないか、と思っていたらテストのように2つの案件がやってきたので平良ベティさんをお手本にやってみることにした(腕まくり)。

○1案件目
私が投稿したSNS対して「それ気になります!ところでそろそろ飲みましょう、私最近まいってるんです」系のお誘い(あるね〜)
○2案件目
「ベイスターズがリーグ優勝したらみんなでクライマックスシリーズに行きましょう」(なんで?)

肝は即断であり、罪悪感を持たないことだ。その人と会いたくないわけじゃない、嫌いなわけじゃない。ふつうに好きだし。あと表情。あのベティさんの涼しくて美しい表情を真似してみよう。メールだから相手に見えなくてもです。

○1案件目のおことわり
らに「いま本当に忙しくて約束ができないので、もう少し余裕ができたらぜひ!」
全く断れていないことに我ながら驚いたが、すぐに返事は来た。
お返事「なんか私も忙しくなっちゃったんでちょうど良かったです!」
……なら良かった。

○2案件目のおことわり
らに「ファンの熱狂についていけなそうなので私は遠慮しておきますね」
よし断った!どう? 返事は即来た。
お返事:「実は僕もそうで…では断ります。巻き添えにしようとしてすみません」
巻き添えて。

結果、ふたつとも断ったことが相手にも良かったようだった(たぶん)。あと、そもそも私じゃなくても良かったのだということが分かった。さらに、私が断れない人であることがバレていることもなんとなく分かった。

仕事ではその割り切りが結構できていると思うのだけど、できればプライベートでも、誰でもいい訳じゃなくて、何かを狙ってじゃない理由で私と会いたいと思ってくれて、私もこの人といるとしあわせだなと思う人と時間を過ごしたいものだ、と思う。本当に貴重だから、時間とお金。難しいことなのかしらこれは。まあ、なるべく。
仕事におきかえたら割と普通のことなのだ。なるべくしあわせな仕事をするために、やるべきことと断るべきことって、ある。自分が手を出すと火傷しそうな案件は他のコピーライターを紹介する。甘えられると分かって仕事を受けるとクライアント調整まで自分でやることになるから断る。断れないってバレたら無茶振りされて徹夜して会議室で赤字入れながらキャラメルコーンを机にばらまいて寝落ちすることになるから断る。

ベティさんのように「だから失礼したのよ。ふふ」と言える日までトライ。

追記:「コロナにナーバスで」というお断りコメントを手に入れたことにより、ずいぶん楽になりました。いまは、一緒にいて幸せな人とのみ時間を過ごせているような気がします。




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