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読書会「最初の悪い男」

久しぶりの読書会@新宿御苑。
今回は課題図書「最初の悪い男(ミランダ・ジュライ著)」を全員で読んでくる企画だったのだが、この本…文化がちがうというかさすが岸本佐知子さんの翻訳本というか珍小説、登場人物に驚くほど共感できなかった。それは私だけではなかったらしく、なんとなく本の話にならない4人であった。
ので、ぽつぽつ本以外の話をした。集まるようになって1年以上たつのだが、大学時代の友人ミナちゃん以外のふたりのことは、あまり知らないのだな、と改めて思った。
そのとき私が思い出していたのは、少し前に知人にいわれた「らにさんはナチュラルに深い話をしはじめるよね〜」というベリーナイスなアドバイスだった。え、なにそれ?深い話? と聞き返すと「人生や、しあわせみたいな話って普段あんまり人としないじゃない」とのこと。まじか!全く自覚がなかった。ごめんなさい。深く考えてるわけでもないのに、ただ重いよね。
「重くはないんだけど、宗教っぽい人とかメンタル弱子とか来るの、それも原因かもよ」自分のことって、ほんと分からないもんだな…。
読書会ではそこを意識し、ぎこちなく笑いながら梅雨明けの話などをして女の子たちの反応を探る私。どこから始めてんだ。
そういえば、中学生の頃の弁論大会もまわりが「農家の嫁問題」や「ケーキのいちごが腐らない理由」などをテーマに図書館に通いながら書き進めるなか、私のテーマは「しあわせについて」だったわね…。参考資料0冊だったわ…。
運ばれてきた抹茶ラテがややアレだったことについはしゃいで写真を撮ったらちょっとひかれてしまった。(メモ:女の子はうんこではしゃがない。)

ミナちゃんが温室で「見て!絵がヘタな人が描いたみたいな葉っぱがある!」と指差した植物を見て、なるほどイラストレーターの感想らしいと思った。描くね、葉っぱ、ああいうふうに。私。涙。(メモ:女の子はたまに辛口。)

緑のなかを歩くって、いいですね。元気になる。


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