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ストレスに気がつく



本当に、取り立てて辛いことはないのに、自粛生活に入ってから胃腸を壊してご飯を食べられなくなることが断続的に続いていて、不思議だった。まな板や包丁の除菌を強化していたら、夫が「車でちょっとどこかに行こう、朝早く行けば混雑もないだろうし」と言ったので、腹痛ぇんだけどな、と思いながら行くことにした。私は自分のストレスに鈍いところがあって、夫の方がその事に先に気がついたりする。

観光客のいない明治神宮は、不思議な感じがした。時期かもしれないが木々がいつもより元気なような気もした。ちなみに私は外国人にシャッターを押せと頼まれることが比較的多いと思う。私の撮影スタイルが叩き上げの手ブレ流派であることを彼らは知らないのだ。早くまた日本の素晴らしい神社やKAWAII店に遊びに来れる日が来るといいね。その時はまたプルプルしながらシャッターを押しまくる所存である。

開店直後ですいている紀伊國屋書店新宿本店に行った。上の階から立ち読みと立ち読みと立ち読みをしながら降りてきて、結局やっぱり2階で長い時間うろうろして本を3冊買った。本日のベストオブ立ち読み、陸上選手の為末大さんが子供たちに書いた本の中の文章を心にメモする。「ナンバーワンじゃなくていいという考えは持っていた方がいいよ、でも誰と比べることもしないで(人と比べたいという欲求をみないふりして、という意味だと思う)自分はオンリーワンだと言っているのはかっこわるいよ」「人は、他の人が大事にしていたり好きなものを自分も欲しくなるんだよ、だからモテるためには自分で自分のことを大事にして自分を面白がるといいんだよ」
書店を出たとき、なんかいろんな面白い人たちとたくさん喋ったみたいだなと思った。

夫が「森永のラムネシェイクが飲みたい」というのに付き合ってマクドナルドに寄った。マック食べるの久しぶりじゃない?俺、去年の夏ぶりだよ、とはしゃぐ夫にそうよねそうよねとうなづきながら心の中で(私は3ヶ月ぶり)と答える。チキンナゲットが好きなのである。
恐る恐る食べたが、お腹が痛くならなかった。美味しかった。楽しかった。
「外に出ないことが、私意外とストレスなのかもね」と言った。
「全然意外じゃない、そういう人だ」と夫は言った。
マックの箱のデザインがとても可愛かった。

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夫「この帽子いいでしょ?なにその塩対応?これはビックリマンチョコの神様とラーメンバーの神様が一緒にいるすごい帽子なのです。シール界の村上春樹と吉本ばななよ、言わば」

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