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活字中毒患者が廃人になっている件について

 わたしは活字中毒患者である。

 おそらく文字が読めるようになったころからの中毒患者だと思う。そんな人はたくさんいると思うが人のことは知ったことではない。

 最近活字中毒の症状が悪化している。

 本とネットでまとまった文章で活字をひたすら摂取している。

 眠るのが惜しい。空腹感もない。水分を摂るのも忘れている。ひたすら活字を目から摂取している。

 すでに正常な日常生活はできなくなっているのだ。

 活字から目を離せない。やめられない。

 今までの日常はTwitterである程度活字を摂取することで中毒症状を抑えていた。Twitterは短文なのですぐに切り替えて日常に戻れた。

 今は140文字程度では駄目なのだ。もっと長文を欲している。

 このままでは廃人になってしまう。他のことが何もできない。

 しかし、今はそれでもいいだろうという気持ちがわたしを支配している。

 何かの中毒患者はそれで廃人になることを厭わないものである。

 このまま目から入ってくる文字情報に埋もれて廃人となりひっそりと滅びていくのは幸せなことではないかと思う。

 希望が叶うようにと願っている。

 

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