世界は2人きりじゃない

息子(生後3ヶ月)は基本穏やかな性格なようで、
あまり泣き続けることもなく、
日々手足をバタバタするのに勤しんでいる。
あやせばニコッ(ニヤッ?)と笑うし、
一人で寝せられていても自分なりに楽しんでいるよう。

そんなある日、息子の機嫌が超絶悪い。
今日はとりあえず泣く!と心に決めているようだった。 
抱っこで眠らせても、布団に寝かせようものなら一瞬で気づき泣く。

どこか痛いとかではなさそう
授乳したのでお腹はおそらく空いていない
おむつは替えたばかり
昨夜の睡眠もいつもどおり
天気も快晴

いつもと何が違うの?
…わからない。

まぁ理由なく機嫌悪いこともあるよね。
と切り替える。
(理由があって泣いていたのかもしれないけど、わからなかったので堪忍!)

こうなったら、とる行動はひとつ。
抱っこ紐にいれて外出!!!

まだ寝間着だし…メイクしてないし…なんて考えなくて良いのです。
コートを着てマスクと目深に帽子を装着すれば準備完了。
誰もそんなに他人をみていない。

いつ泣きやむんだろう…。
この時間に家事進めたかったのに…。
と考えていても泣き止まない。
ならば外に出て親も子も気分転換したほうがいい。

ものごとがうまくいかなくて、子どもにずっと泣き続けられると、
世界には私たち2人ぼっちなのではないかと
錯覚してしまう。

でも、そんなことない。

外に出ると車は走っているし、道行く人とすれ違う。宅配業者のお兄さんは今日も忙しそう。

ちゃんと私たち以外にも沢山の人々が存在し、
それぞれの人生を歩んでいるのだ。

一人目育児と二度の出産を経て、常々思うことがある。
それは「大変なことにもいつか終わりがある」ということ。
一人目の出産で時間がかかることが多いのは、
この教訓を身を以て知らせるためではないか?と思ってしまう。

どんなに泣いていても疲れた果てたら寝る。
それでも寝ないなら病院に相談してみるなど、
次の選択肢を考えてみてもいい。

辛いことを、子どもと2人で完結しないことが大切。
助けを求めることは子供の為であり、自分の為でもある。

どうにもうまくいかない時は一度外に出て、
気持ちをリセットしてみる。ぜひお試しあれ。

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