🌸シカゴ日経平均先物 31,100円+270、NYダウ 32764-35、NASDAQ 12698+213、SP500 4151+36。円安140円08-10。

〔米株式〕米債務問題は5/26までに合意火?☆差替は140円08-10 円安加速。

5:33 配信

 【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式相場は、米債務上限問題を巡る不透明感が引き続き地合いを圧迫する中、5営業日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比35.27ドル安の3万2764.65ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は213.93ポイント高の1万2698.09で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9223万株増の9億1838万株。
 6月1日にも米連邦政府の資金繰りが行き詰まるとの警戒感が根強い中、政府の借入上限額である「債務上限」問題の協議が大詰めを迎え、バイデン政権と野党共和党の合意に向けた進展に依然関心が集まる状況。このところの弱地合いを引き継ぎ、ダウは取引序盤から売り先行で推移した。
 ロイター通信はこの日、関係筋の話として双方の協議が合意に若干近づいていると報道。こうした材料で債務上限問題についての懸念が若干後退し、一時200ドル超下げたダウは取引後半にプラス圏に浮上する場面もあった。ただ「合意に近付くのは当然。合意が必要な状況」(日系証券)との冷静な見方も出る中、上値が重い展開が続いた。
 一方、前日発表された米半導体大手エヌビディアの四半期決算が市場予想を上回り、強気の業績見通しが示されたため、同社株が急騰。ハイテク株の上げをけん引し、この日はナスダック総合指数が1.7%の大幅高を記録した。エヌビディアが強みを持つ人工知能(AI)関連事業に力を入れるマイクロソフト、アルファベットなどが買われた。一方でAI事業で出遅れているインテルは大幅安となった。
 個別銘柄では、インテルが5.5%安と、ダウ銘柄で最大の下落率を記録。ベライゾン・コミュニケーションズが2.9%安。ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが2.7%安。化学大手ダウが1.9%安。石油大手シェブロンは1.7%安。
 一方、マイクロソフトは3.9%高。シスコシステムズとゴールドマン・サックスがそれぞれ1.3%高。(了)


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