🌸3/11(土)シカゴ日経平均先物 32885円+305 NY市場は大反発【ハイテク株が高い、NYダウ 34283+391、NASDAQ 13798+276、SP500 4415】円安151円51-53。

〔米株式〕NYダウ反発、391ドル高=ハイテク株主導で(10日)☆差替

6:28 配信

 【ニューヨーク時事】週末10日のニューヨーク株式相場は、ハイテク株主導で反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比391.16ドル高の3万4283.10ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は276.66ポイント高の1万3798.11で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2262万株減の8億7668万株。
 パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は9日の講演で、米インフレ率が目標の2%を十分に上回っていると指摘し、追加利上げについて「適切ならためらわない」と表明。利上げに積極的な発言と受け止められ、前日の相場の押し下げ要因となった。
 ただ、この日は発言の内容が消化されて追加利上げを巡る警戒感が緩和。前日上昇した長期金利が上げ一服となったことも好感され、アップルやマイクロソフトなどハイテク株が特に買われた。ダウは朝方から買い優勢で推移し、ほぼ終日上昇基調を維持。上げ幅は一時400ドルを超えた。ただ、ダウの上昇率が1.15%だったのに対し、ナスダックは2.05%高で取引を終えた。
 前週のパウエル氏の発言や10月の雇用統計を受けて追加利上げ観測はいったん後退し、長期金利低下、株価上昇につながった。だが、FRBによる追加利上げが依然あり得る中、来週発表される経済指標では特に米消費者物価指数(CPI)が注目されている。
 個別銘柄では、インテルが2.8%高と、ダウ銘柄で最大の上昇率だった。過去最高値を更新したマイクロソフトが2.5%高。キャタピラーが2.4%高。化学大手ダウとアップルがそれぞれ2.3%高。ボーイング、セールスフォース、ハネウェル・インターナショナルがそれぞれ1.7%高。
 一方、昨日急伸したウォルト・ディズニーは2.3%安。メルクが1.0%安。ナイキが0.8%安。(了)


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