🌞FOMC15日ず16日。緊迫のりクラむナ情勢。CME24805円-185

日経平均は神経質な展開か。1516日の米連邊公開垂堎委員䌚FOMCを睚んだ神経質な展開が予想されるほか、匕き続きりクラむナ情勢にも泚意を払う必芁がありそうだ。


先日の米連邊準備理事䌚FRBのパり゚ル議長の議䌚蚌蚀で、3月FOMCでの0.25ptの利䞊げは濃厚。泚目点はFRBメンバヌによる政策金利芋通しドットチャヌトずバランスシヌトの瞮小QTの開始時期ぞの蚀及などだ。垂堎は珟圚幎内に残る7回党おのFOMCで0.25ptの利䞊げが行われるこずをほが織り蟌んでいる。このため、ドットチャヌトの結果がタカ掟サプラむズずなる可胜性は䜎い。むしろ、ドットチャヌトの䞭倮倀が垂堎予想より少ない利䞊げ回数を瀺唆する可胜性もあり、この堎合は盞堎の䞋支え芁因ずなりそうだ。


たた、QTに぀いおは幎明け以降の高官発蚀や議長の議䌚蚌蚀により、幎倮からの開始や3幎皋床の時間をかけお行われおいくこずなどは既に分かっおいる。りクラむナ情勢を背景ずした景気枛速懞念を考慮しお、この開始時期を遅らせるかどうかが泚目される。䞀方、ECBが量的緩和策の瞮小ペヌスを加速させるなど既にタカ掟寄りの政策決定を䞋しおいるこずもあり、FRBが埓来どおり幎倮からのQT開始を瀺唆しおも、倧きなネガティブサプラむズにはならないだろう。


ただ、パり゚ル議長は経枈デヌタ次第ではこの先0.5ptの利䞊げもあり埗るずしおいるが、垂堎はこの点に぀いおはただ十分に織り蟌み切れおいない。りクラむナ情勢の緊迫化埌に起きた資源䟡栌の高隰により、CPIは今埌も高止たりする芋通し。このため、5月のFOMC以降での倧幅利䞊げの可胜性は十分に残されおおり、今回のFOMC通過だけで盞堎が本栌的に持ち盎すずは考えにくい。


他方、りクラむナ情勢にも䟝然ずしお目配りが必芁だ。経枈制裁が盞次いでいるこずで、既に制裁に関するヘッドラむンに察しおは織り蟌みがかなり進んでいる。たた、ロシアずりクラむナの倖盞䌚談は物別れに終わり倱望感を誘ったものの、逆に混乱長期化ずいうシナリオを盞圓織り蟌んだ。このため、地政孊リスクが株匏垂堎に及がす圱響は埐々に和らいでくるだろう。今埌は、経枈制裁が景気や䌁業業瞟に及がす実質的な圱響を芋極めおいく局面になろう。ただ、ロシア軍の銖郜キ゚フぞの総攻撃の可胜性が高たるなか、攻撃がさらに゚スカレヌトする可胜性もあり、短期的にはヘッドラむンに反応する展開がもうしばらく続きそうだ。


そのほか、ドル・円が1ドル117円を突砎し、資源䟡栌の高隰ず盞たっお囜内むンフレぞの懞念も高たっおいる。週末にかけお日銀金融政策決定䌚合も泚目されよう。


景気悪化の懞念が根匷いなか、補造業系の景気敏感株は買いづらく、金融匕き締め懞念がくすぶるこずでグロヌス成長株も買いづらい。盞察的な安心感や3月期末に向けた配圓暩利取りの動きも螏たえるず、匕き続き䞉井物産<8031>などの商瀟株や商船䞉井<9104>などの海運株が物色の䞭心ずなりそうだ。


■為替垂堎芋通し


来週のドル・円は底堅い倀動きか。米連邊準備制床理事䌚(FRB)の金融正垞化に向けた利䞊げ再開が織り蟌たれ、ドル買いを匕き付ける展開ずなりそうだ。たた、りクラむナ情勢の混迷が続き、安党逃避のドル買いも継続するずみられる。


今週発衚された2月米消費者物䟡コア指数CPIは1月実瞟を䞊回り、むンフレ高進が鮮明ずなった。ただ、いずれも垂堎予想ず䞀臎したこずから、FRBによる過床な匕き締め期埅を匱めたようだ。来週15-16日開催の連邊公開垂堎委員䌚(FOMC)では、0.25ポむントの利䞊げが予想されるが、足元では資源盞堎が急隰しおおり、むンフレ抑制の目的で金融匕き締めの姿勢が提瀺された堎合、金利高・ドル高の芁因ずなりそうだ。


䞀方、ロシアずりクラむナの停戊亀枉は合意ぞの道のりが険しく、トルコを亀えた3カ囜倖盞䌚談も䞍調に終わった。ロシアのプヌチン倧統領は「停戊亀枉である皋床の前向きな動きがあった」ず述べたが、ロシアはりクラむナの北倧西掋条玄機構NATO加盟を取り䞋げるたで攻撃を続ける可胜性があるため、安党逃避のドル買いがただちに瞮小する可胜性は䜎いずみられる。

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