ICT全部盛り「やまなし」をやった後に職員室デジタル化

まずは、全部盛り「やまなし」

 今日は、盛りだくさんな1日でした。まずは、「やまなし」の実践。実は、今日は、あまり進んでいません。これまで考えてきたことを一旦まとめる時間として設定したからです。合わせて、資料である「イーハトーヴの夢」を読んでみました。
 少し国語の話をすると、当学級の子達は物語文の学習を通して、様々な技法や構造を身につけてきました。その中で、今回の実践、取り上げているのは【対比構造】【色彩表現】【象徴】です。
 【色彩表現】と【象徴】については、4年生「ごんぎつね」と5年生「大造じいさんとがん」でも触れています。算数でよく言われるスパイラル的な指導として触れています。
 一方、【対比構造】については、これまで触れてきていません。なので、本当に重点を置いて子ども達に教えることになります。それとは別に、今回、新しく取り扱うのが、「作品と作者をつなげて読むこと」です。「イーハトーヴの夢」を読むことで、「やまなし」という作品に込められた作者の理想や思いを想像するという活動を仕組んでいます。
 なので、今日の「やまなし」は、個人でじっくり考える時間。ICTもそんなに活用していませんが、実践記録として残しておきます。

職員室デジタライゼーション

 さて、授業の方でICT活用は通常運転程度でしたが、校務の方で劇的な出来事が2つありました。まず、「職員会議のスマキャン化」です。以前、「学校行事計画のスマキャン化」については、紹介しました。
そこから一歩進んで、昨日、職員会議自体をスマキャン化してみました。具体的には、

 ①議題一覧をスマキャンにする
 ②提案資料をスマートチップで挿入する
 ③議題については、コメント機能で検討内容を記入していく
 ④決定事項は、即時修正する
 ⑤決定した日程をカレンダー連携していく→職員で共有
 ⑥最終案を議事録として保存する


という流れです。これもまた、そのうち詳しく整理していきますが、職員からは驚きの声と「便利だね」という感想をいただきました。

 次に、「職員研修のクラウドベース化」です。校内研究・研修授業の公開と協議会がありました。実は、昨年度、研究主任として「クラウドベース化」を少しずつ浸透させてきました。こちらも概要だけ

 ①指導案をPDFで共有(脱PDFと言っていたのに!と思われるかもしれませんが、意図があります)
 ②授業記録(文字・写真・動画)をクラウドで共有
 ③協議会は、ホワイトボードアプリでグループ協議
 ④指導者の指導もホワイトボードアプリで共有

 ①〜④の全てを一つのファイルとして統合しました。もちろん、そのファイルは全職員共有しています。写真や動画は、統合しているファイルにiPadで「挿入」したので、ファイルをアップデートして、貼り付けてなんていう作業も不要です。ここら辺のこともそのうち詳しくまとめます。

ということで、三連休&三連休を終えて気だるいムードな中でスタートした当校。実は、職員室デジタライゼーションに画期的な一歩を進んだのではないでしょうか。

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