見出し画像

養命酒POG22-23の振り返りと、来季のねらい

こんにちは、DBと発します。
私はいま、今週末と迫った日本ダービー、の前夜に朝方まで繰り広げられる祭典、通称「養命酒POG」に向け指名馬を選んでおります。

そんな中で指名馬リストの選定にちょっと行き詰っていることもあり、自分の思考を整理すべく今季の振り返りと、次のシーズンへの狙いを綴っていこうと思います。

養命酒POG2022-2023 振り返り

1位 リバティアイランド(ヤンキーローズの20)

1位にしてPOG人生史上でも随一な会心の指名。
思い返せば、まだヤンキーローズの20という名前しかなかった頃から血統の美しさに惹かれていちばん最初にリストに入れた馬でした。
デビュー前の評判も高く、私史上いちばんすんなり決まったドラ1です。
こういう、血統的な根拠がしっかり出せて調整も順調なところをチョイスできるのが理想なんだよなーーと、絶賛迷子中のドラ1を決める指針としたい一頭。

2~4位 ダイジェスト編①

この辺、指名当時は大満足だった記憶があるんですがいまいち結果が出ず…
2位はレヴォルタード(母バウンスシャッセ)、新馬戦で素質を見せ次走良い勝ち方をしてくれましたが、本当に完成しそうなのは期間外だった感が否めない…。やはり"キ"の馬が多いリッチダンサー牝系は難しかったっす。
3位はダノンジュリアス(母オーマイベイビー)、期間内で1戦(とダービー週にもう1戦)しか走れなかったです…。デビューが2月で、この牝系は早期デビューしてナンボだと思っているのでその良さが出せないことには…。
4位はガルヴァナイズ(母カヴェルナ)、「体ならうちの厩舎で一番」みたいな褒められ方してたの、今思うとめっちゃ怪しかったわね。父リアルスティールの個性とキングマンボの重厚クロスが相まって、リアル野球BANの貴さんぐらいフォームが硬かったです。

5位 フリームファクシ(母ライツェント)

この馬もリバティアイランドよろしく、血統的な裏付けを持って指名出来た馬だったので重賞を勝ってくれたのはとても嬉しかったです。
ルーラーにサンデーサイレンスの血を入れるだけだとまだちょっとスピード足りなくて、そこにソニンクのスピードがさらに入れば…という仮定がばっちり嵌まった印象。
皐月賞は馬場に泣いたものの、課題だった折り合い面はだいぶまともに見えたので、ダービーも結構楽しみです。ぶちかませ吉田!

6~12位 ダイジェスト編②

グロロ~~~~!?!?!?!
結構勝ち上がりこそしてるんですけどね…馬体が小っちゃかったり怪我だったりで2勝目がずいぶん遠かったです。
この辺の下位指名になると牧場や厩舎の評判先行な指名になってしまっていて、あまり理論の部分を固めずに飛びついてしまっていたのが大きな反省でした。
それでも、ガルムキャットやブライトサインあたりは結構血統面でも評価しつつ指名した馬ではあったので、期間後も追いかけたい馬ではあります。
(個人的にはウインの指名馬の勝ち上がり率100%のジンクスが崩れたのが地味にかなり悔しい)

総括

あ!ヤンキーローズが獲れてる!

養命酒POG内の順位こそすごく良い(ていうか、全然1位!)んですけど、
2勝以上したのはリバティアイランドとフリームファクシだけですし、未勝利馬が5頭いるという点では課題も多いシーズンだったなと思います。
このシーズンは毛本と赤本の二刀流で臨んだんですが、結果としては情報に溺れたな…という気持ちが強い1年となりました。
事前に得られる情報と、自分の「ときめき」のバランス…勉強になりました。
とはいえそうしたマイナス面をぶっ飛ばすぐらい、リバティアイランドが強かったのでトータルではめちゃくちゃ楽しかったです。
リバティアイランドと、この1年間養命酒のミームとして君臨し続けた母ヤンキーローズに大感謝。


養命酒POG2023-2024のねらい

私がはじめて養命酒POGに参加したのがコントレイル世代(2017年産)でしたので、次のシーズンが5年目の参加になります。
来シーズンの狙いとしては大きく二つ、「牡馬クラシックを勝つ」そして「サンデーサイレンスから逃げない」です。
 振り返ると、今年のリバティアイランドと2季前のタイトルホルダーがドゥラメンテ産駒、今年のフリームファクシがルーラーシップと、自分の指名では比較的キンカメ系の産駒にコツを見出してる感覚があります。
 その一方でうっすらと苦手意識を感じているのが、実はサンデー系種牡馬の指名なんですよね。
 
過去にはサトノレイナス、アカイトリノムスメなどディープ系の牝馬が走ってくれましたが、アパパネが好きで選んでるだけのアカイトリを除くとどうしてもキンカメ軍団とは見劣りする節があります。
エピファネイアやドゥラメンテなど非サンデー系の種牡馬が躍進している近年ですが、結局ダービーを獲ってるのってディープだったりハーツクライだったりするわけで、ここと握手できることが未だ見ぬ牡馬の怪物に繋がると思っています。


これを書いているのが5/24の深夜、ドラフトはもう3日後なのですが、この段階でもまだドラフト1位は決まっていません。
例年に比べるとその下のリストもあんまり進んでいなく、当日まで全然どうなるか分からないと思います。
ただ、今年も誰かを発狂させる指名は忘れたくないですね。醍醐味なんで。

では、土曜日にまたお会いしましょう。アディオス。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?