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第2回 Lead Link 岩本博志さん

2022年2月よりLead Linkを立ち上げ、個人事業主として活動されている岩本博志さん。
社会人学生を経て産学公民セクターを経験されてきました。今回はそんなマルチな顔を持つ岩本さんを取材してきました。
まちづくりに関してだけでなく働き方、生き方についても語っていただきました。

はじめに、現在どのようなお仕事をされていますか?

今年2月にLead Linkを立ち上げ、個人事業主として活動しています。仕事内容としては新規事業促進や人事支援です。これと決めつけたポジションではなく、プロジェクトに合わせて自分のポジションを決めて仕事に取り組むようにしています。なので、営業の仕事でも人事のことをしたりします。
また、組織開発も行っています。良い職場にしていくには良い人間関係の構築が必要です。働き方改革で残業時間を減らす、業務効率化などありますが、それだけが働き方改革ではありません。良い人間関係の構築なしに「真の働き方改革」は行えません。

これまでのキャリアが現在の仕事にどのように活かされていますか?

議員秘書や府庁職員、ドローンを扱う企業、NPO職員など10回以上の転職を経験しています。
それぞれ上司や職場ごとで意思決定の方法が異なるため、転職を通じてそれらに対応する力が身につきました。
その結果、様々なプロジェクトでも、「今は何をすればいいのか」ということが素早く分かるようになり、様々な環境に対応できるようになっています。

次に北区についてです。北区と今後どう関わっていきたいですか?

地域公共政策士の資格取得を目指していた時に、北山エリアにおいて多様な人々とまちづくりについて実践的に研究する授業を受けていました。
現在、北山エリアでは府による「北山整備計画」が策定されています。しかしながら府立植物園含め豊かな緑、自然を壊すのではないかという理由から数万を超える反対署名運動が起きています。
また、「にぎわいを生む」だけがまちづくりではありません。誰もが住みやすく、過ごしやすい街にしていかなければなりません。
学生の皆さんが北区で活動を行っていくのであればぜひこういうまちづくりにかかる問題は知っておいてほしいですし、それぞれどうするのが良いかなど考えてみてほしいです。そして、さらに意見を言えるようにもなってほしいですね。

今まで多くの学生を見てきた岩本さんが、今後学生としたいことはありますか?

仕事を持ってきて、一緒に仕事したいですね!
また今後どう生きていきたいか、働いていきたいかなど理想を語り合いたいです!
とにかく本音で話し合いたい。お互いに本音をぶつけ合い、最終的に鼓舞し合いたいです。

最後に何か学生にメッセージはありますか?

様々な働き方、生き方があります。
私はかなり特殊なので真似しろとは言いません(笑)。

学生の皆さんには、学生のうちに沢山チャレンジしてほしいです。
打たれ強さだけは少しは身に付けていたほうが良いです。
そして、色んな大人にお願いをしてもっと「チャレンジ」してください。
「まだ学生だから」なんて思わず行動してみてください。
「学生だからこそ」色々できます。
そして必ず「自分の力」になります。


取材後、questionビル1階にて集合写真撮影

北区にも知っておくべき問題がまだまだあると感じました。

また、最後に岩本さんが「これからはお金ではなく、繋がり・信頼・シェアが大切な時代である」とおっしゃっていました。私たちの活動は繋がりを拡げて街を活性化させていこうとするものであるため、今後も様々な方に取材し、多くの繋がりを生み出せるように頑張りたいと強く感じました。また、自分なりの生き方、働き方についてもじっくり考えてみたいです。

(北区盛り上げ隊 伊藤悠馬)