Janis

今回は #はじめて買ったCD というnoteさんのお題で、別のブログ記事のリライトをします。

僕が初めて買った洋楽のアルバムはジャニスジョプリンのPearlだったと思います。1971年のリリース、名盤中の名盤と言われていますね。

きっかけは僕が当時ファンだった渡辺美里さんが推薦していたアルバムだったので、とても興味がありました。ロックに目覚め始めたころ、ロックに触手を伸ばし始めたころです。当時、僕は高校生だったと思います。地元の中古CDショップで買いました。

このアルバムを買ったとき、Pearlのよさ、奥深さなど知る由もなく、ただ闇雲に"渡辺美里さんが推していたアルバム"だからというだけで、聞いていたと思います。

分からないながらも、洋楽のエッセンスのようなものが注入されていったのかも知れないですね。今となっては、なくてはならないアルバムです。

僕が中学生向けに英語の授業をするとき、僕は教材として洋楽を取り入れることがあります。ビートルズやストーンズ、キャロルキングが登場する頻度が多いです。

Pearlのクロージング曲"Get It While You Can"(邦題 : 愛は生きているうちに)という曲を授業で紹介した覚えがあります。ハワードテイトというR&Bアーティストの曲をジャニスがカバーしたやつです。歌詞の一部はこういう感じです。

♪In this world, if you read the paper,lord
♪Everybody is fighting on each other
♪You can count on nobody, babe
♪Even your own brother...

♪いま世界は、新聞を読めば分かるけれど
♪みんな争っているね
♪誰もあてにできないよ
♪兄弟でさえもね...

生徒たちもポカン!?だったかも知れないですね。そして歌詞の内容は少し刺激的だったかもしれません。

この曲をみんなで聴いた後、歌詞の意味を伝えることはしたけれど、ロックンロールが持つパワーのようなものを、僕は伝えたかったのです。

趣味は人それぞれで、音楽を押し付けるつもりはないけれど、日々の何気ない授業がきっかけで、何かに興味を持つアンテナを張るきっかけになればいいなと思っています。

このPearl、秋の夜には沁みますね。

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

 #はじめて買ったCD