会計ノート|内税価格の消費税計算
残念ながら、適格請求書発行事業者云々、所謂インボイス制度が始まりました。1回のレシート(請求書、領収書etc)での消費税の端数処理は、切り捨て1回のみというのがあるので、先週あたりからコンビニの棚の表示価格が小数点以下2位までになったりと面食らうことも多々りますね。
すぐに忘れそうになる、内税価格の消費税額の計算方法です。
消費税の税率を z (10% = 0.1、8%=0.08)、内税の表示価格を tとします。
t * ((1+z)*100 -100) / ((1 + z)*100))
この金額を切り捨てた金額が消費税額になります。
z = 0.1
t = 5000
の時は、454.545454… となるので 454円 として
税抜価格 4546円から消費税算出して加算すると 5000.6円
0円未満切り捨てで 5000円 となります。
外税と内税、消費税率が複数となってくると税金計算が複数回になり切り捨て1回1円の誤差が出てくる可能性があります。