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屋根の下の霜と野天の霜なし

先日の、朝冷え込んだ日。
妻が「軽自動車使うから大きい方で行って」と言うので、カーポートの下に停めてあった乗用車で出勤しようとした。

ワォ!フロントガラスが霜で真っ白!
ガチガチに凍りついていて、さぁどうしよう。
ひとまずエンジンをかけても、温まるまではまだまだ時間がかかりそう。
こんな状態では出勤できない。

手が冷たいのを我慢して、普段ほぼ使っていないポイントカードを財布から出してガリガリ。
おいおいそんなに時間ないんやで。

視界が確保できるまでには手が霜だらけになった。

カーポートの下に入れてるのになぜこんなにフロントガラスが凍るのかというと、実は鼻先が少し前へ出ているからなのだろう。

車の後ろの方には物置があり、そこからはみ出した工具やらオイル缶やらがどんどん幅をきかせてきている。

本来収まるべき車は少しずつ前へ押し出されて、
フロントガラス部分は一応屋根の下に入っているはずなのだがほぼ野天、ということなんだろう。
風向きとかの影響もあるのかも知れない。

で、いつも通勤に使っている軽自動車はと言うと完全に野天である。
しかしこれまでこのような霜着き状態になった事はない。
今回も霜などまるで着いていない。

車体自体は完全に空の下なのだが、自転車を置いているテラスの屋根下に鼻先を向けて停めているのだ。

屋根の下に入っているからと言って霜が付かないという事もなく、野天だからと言って霜が付く訳でもない。


大げさに言えば、その時点での表面的な「カタチ」、「状態」のおきまりの概念で、その後の「運命」が決まるわけではないという事か。

表面的に見えているその事柄だけで物事を判断せずに、その置かれている環境や状況などを考えなければ正しい判断をすることは難しいという事だろう。



なんかめんどくさい言い回しになってしまったが、早い話 「頭隠して尻隠さず」も わるくないということだな⁉


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